大掃除



クリスマス・ツリーをようやく片付けました。家のツリーは、デパートに飾られるツリーより立派なんだよぉ~。我が家の唯一の自慢のツリーを片付けながらガラス玉の数を数えてみたら、なんと150球以上ありました。壊れやすいガラス玉を割れないように、ひとつひとつ箱に詰めて仕舞うのは大仕事でした(≧ヘ≦)。

後は窓の拭き掃除をして、掃除機をさらりと掛けて、今日はお終い。【紅白歌合戦】は、まだらに観ながらピアノの練習。【ゆく年くる年】で除夜の鐘を愛でてから、近くの懸神社(あがた)に深夜のお詣りに行きます。「そう言えば懸神社には鐘がないね」と、息子の一言。「バカッ(;`皿´)!神社に鐘があるかっ!お寺にあるんだよ。」こんな息子の大学合格祈願。頼れるものは、何にでも「お願いします」ってなりますね~( ̄・・ ̄)。



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大晦日



コラム読者の皆様、一年間お付き合い下さいまして、ありがとうございました。良く働いた一年でした。沢山弾いたし、張りきって歩き回ったし、腹の底から笑ったし、いたく感心したし、深く後悔もしましたよ。頑張ったよぉ~。思い出ひとつひとつを振りかえれば反省点山積ですが、自分の力の限りを尽くせたのではないかと自負しております。仕事があるのは有り難いこと。来年も既にぼちぼちとお仕事が舞い込んできています。どこへ行くのやら?どこで弾けるやら?どんなことを経験するのやら?どんな人と出会うのやら?楽しみにしています。

「ついでに見てやろう精神!」巷でこう評価されている私の行動力ですが、皆さまの期待の応えられるように来年も更に精進してまいります。あはは。

車海老



奄美の思い出届きました。これは車海老の箱!箱を開けたら「おが屑」が、目一杯詰まっていました。恐る恐る菜箸でつついたら「もそもそ…」と動きました。一尾取り出して活きていることを確かめてから、再びおが屑の中に埋めておきました。「どうするの~、これ?」後でおばあちゃんにさばいてもらおうっと^^。

活きた海老は冷蔵庫に入れると寒さで死んでしまい、鮮度が落ちるのだそうです。箱のまま玄関先に放置しておきました。おが屑は海老の水分を守り、呼吸もさせてくれるので、2~3日はこのまま活きていられるそうです。

「お節」の用意はしますか?毎年デパートのウン万円もするパンフレットを眺めては「よし!今年こそは注文するぞ!」と意気込むのですが…。我が家は、今年もおばあちゃんの手作り「お節」になります。黒豆、栗きんとん、蒲鉾、伊達巻、田作り、数の子、アワビ、いくら、昆布巻き、イワシの酢漬け、焼き豚などは買ったもの。おばあちゃんが作るのは、年越し蕎麦、海老の塩焼き、お煮しめ、紅白のなます、お雑煮などになります。「大変だ~」とか言いながら、家族の集まるお正月を楽しみに「くるくる~」と動きまわる様子を見ていると、「デパートで買って楽しようよぉ~」とは、中々言いだせないのです。お年玉は当然おばあちゃんにも用意してあります~。



朝市



寒いっ(>Σ<)!朝の7時。まだまだ空は明けきらない。。。今年も後2日になりました。大網町役場に毎週日曜日に立つ朝市に、おばあちゃんのお伴をして行って来ました。今日は木曜日でしたが、特別に年末の朝市が立ったのです。重たい荷物を運ぶのは大変だろうと、眠い目をこすり、ダウンジャケットを着込んで付き合いましたよ。地元の農家の方々が、役場の駐車場に軽トラックで持ち寄るものは自家製の数々。店先に並ぶのは、野菜に、お漬物、お正月用のお花、魚の干物、地元の名物のゴマ漬(青魚の酢漬け)、お餅、揚げ物などのお惣菜、お煎餅などなど…。買った物の値段で覚えているのは、白菜が1株200円、きゅうりが3本で100円、のし餅1キロあたり1000円、お稲荷さん6個で300円、お赤飯1パック200円、鏡餅150円、水仙の花束100円(門松一本のおまけつき)。。。安くて鮮度が良いと、おばあちゃん評。

おばあちゃんによると、大網には現金収入が年収100万円程度の農家が多くあるのだとか。兼業農家だろうけれど、それっぽっちの収入のために費やす労力はたいへんなものがあるでしょう。「えぇっ、それはないでしょう?聞き間違いじゃない?」家のおばあちゃんは、何でも大袈裟に言う癖がある。町の老人会の会長さん、野老(のろ)さんがそう仰っていらしたそうだから、現実はそれに近いものがあるのかも知れない。。。野老さんは御歳90歳になるのだとか。しっかりしていらっしゃる!「確かにね…。」1株200円の白菜や、1本100円の大根を売りさばいたところで一体いくらになるんだか。大根100本売りさばいたとしても1万円。手にしたお稲荷さんのパックはまだ暖かい。朝の7時に店先に並べなくてはならないなら、いったい何時に起きて作るのだか?…お疲れ様です。

朝市の「お稲荷さん」はビッグなサイズ。ご飯がパンパンに詰まっている。スーパーで見かけるそれの2倍はある。食べてみると、お揚げは甘くしっかりとした味付けで美味しいです。新年は9日(日曜日)8時から朝市が立つそうです。お近くの方は是非お出かけ下さい。地産地消。地元でとれたものを食す。必要なことなんですね~。




六甲おろし



二月の最後の日曜日に大阪は堺市で開催されるステップに参ります。そこで予定されているトークコンサートは10分と短いのですが…。大阪かぁ。「では、タイガーをテーマにプログラム練りますね}などと調子の良いことをピティナ本部の事務所に伝えてしまってから、「しまった」が始まりました。案外「トラ」ってタイトルになっている曲は無いんですよ。童謡にしたって、出てくるのは「ねずみ」「ぞう」「うま」「ツルにカメ」などなど…。トラはないです。しかも万人に受ける曲を念頭に置いていますから、選曲の難しさが増します。ウケを狙って「ザ・タイガース」を検索したものの「花の首飾り」はウケないだろうしなぁ。第一「ジュリ―って知ってる?」と娘に聞いたけれど「誰それ?」でしたからね。悩んだ末…。こんな感じで如何でしょうか?


タイガーマスクのテーマ 鈴木直美編曲
ラ・カンパネラ      リスト
六甲おろし        鈴木直美編曲
ダニーボーイ       F.Wetherly

ところで、タイガーマスクのテーマソングってご存知です?今の子供は知らんだろうなぁ~。このところテレビCMに流れていたっけなぁ~。まぁ、アニソンは受け入れやすい音楽だからいいっか。「白いマットのジャングルにぃ~」って懐かしい。ひょひょひょ~。パソコンの前に5線紙を持って座り「六甲おろし」やら「タイガースの応援歌」コピーしてます。あはは、これって楽しい~。






初ボーナス


夕べのことです。ピアノを弾いていたら「ピンポン~!」と、インターホンが鳴りました。「あれっ?レッスンないのになぁ~。」ドアを開けて出てみれば「あれっ、ヒカル君のお母さん」、ケーキの箱を抱えて立っていらっしゃいました。「これヒカルから。」

東京音大のピアノ科を卒業したヒカル君は中学生の頃に、私の元を訪ねてきました。弾ける曲は「ラ・カンパネラ」の一曲。譜読みも遅く、指も回らない。だけれど音楽を愛する心だけは人一倍強かった。その心意気が伝わるのか、ヒカル君の演奏にはファンが多かった。まぁ、容姿端麗ってこともあったけれどね。余談ですがヒカル君のご両親も容姿端麗。やはり血ってものは争えないんだなぁ~と、思いましたね。音大に行くの行かないのって、男の子ならではの悩みの末「好きな道」を選んだヒカル君。無事卒業したのに就職活動でつまづいた。このご時世にはよくあること。助けようにも、力などない…(ρ_;)。夏目漱石の「こころ」に「尊敬している先生が就職を斡旋してくれるだろう」と故郷の親が期待するが、返信には「若し私にその力があったら力になるだろうに…」との返事がくる。このくだりを読んだ時、沁みるものがあった。もどかしさを感じました。知人やお世話になっている楽器店に話を持ちかけたものの、なかなか正職員の道は険しかった。力及ばずに、ごめんね。

しばらくすると自力で教職の道を見付けたという報告が入った。良かった…。仕事を始めたヒカル君は忙しく、連絡が途絶えていた。初ボーナスで先生の好物を買ったからと、その晩忘年会だったヒカル君は母親に「美味しいうちに届けて」と頼んだそうです。嬉し涙…(;_;)。特殊学校の子供たちの世話をしながら、子供達に音楽を教えたり、作曲を任されたりしているという。「子供たちが可愛い」と仕事に意欲を燃やしているそう。適材適所なんだね。「ピアノ弾いているの?」「えぇ、学生時代よりも熱心にね。」そっか~。「それでは来年コンサートでもしましょう。」

門下生も音大に進んだり、卒業したりと成長してきました。発表会などで10~15分程度弾くのでは物足りない。そこで、またまた新たな企画を進めます。一人20~30分の持ち時間で「マラソンコンサート」開催します。日程はコンペ時期に練習になるよう会場を取ります。仔細が決まりましたらお知らせします~。



仕事納め


今日は年賀状書きを朝から励んでいます!今年の春の東金ステップで撮ってもらった写真を使って、年賀葉書を作りました。今日のノルマは100枚!目一杯写真と図柄を入れたので書くところが少なくって済むって算段です^^+。あはは…。こうして見ると「ピアノを弾く兄とフルートを吹く娘」の美しいショットですが…。寄ると触ると喧嘩してますよぉ。そんな兄ちゃんも、今年は大学受験。小さな頃はパイロットになるって親を喜ばせてくれたのに…。タダで旅行しようと目論んでいました。現実は違う方向に。専攻は工学部の原子力学部なんだとか←ちんぷんかんぷん(??)。原子力発電関連の専門分野に進むんだそうです。…パイロットの制服が作業着になってしまいましたが、自分の選んだ道だから「頑張れ~」としか言いようがない。「頑張れ~!」

午後は仕事。レッスンが入っています。年明け早々にショパンコンクール・イン・アジアが厚木の昭和音大で開催されますので、そうそう完璧休暇にはならないですね~。

十年スケール


「何事も10年は継続しないと人には語れないのよ。」発表会後に開催された謝恩会ので一場面。本職ピアノ教師、その実は占いのエキスパート、中井祐美子先生からの重いお言葉でした。 うん…、確かにねm(_ _)m。

謝恩会では食事を頂きながら、恒例の生徒紹介をします。今年は趣向を少し変えました。小学一年生から大学生まで生徒達を次々に舞台に上げ、一人一人紹介してから、中井先生に運気を占って頂きました。当初は手相を占って頂こうと思っていたところ、子供の手相は変化するとのこと。それでは気学にしましょうと、性格と来年の運気を占って下さいました。会場は中井先生の口から何が飛び出すかと興味津々。大いに盛り上がりましたよ。

「あなた、来年には恋の予感があるわ。」今年の春に大学生になったユキエちゃん。「良かったね、ユキエちゃん。春到来よぉ~o(`▽´)o。」きゃぁっ!ユキエちゃんに抱きつけば、間髪を入れずに中井先生より厳しい一言。「それは男によりにけりよ。」はぁ…(・◇・)?「何事も10年継続出来ない男など、たかが知れているんだから!」はいっ、確かにその通りです(^。^;)。小一時間、しっかり生徒達の運気を占って下さいました。

独身とおっしゃる中井先生に「先生ったら、見極め過ぎちゃうじゃないですかぁ?」などと失言したのは私(-.-;)。若干、運気が落ちたと思います。すみませんでした。



謝恩会



はい、ポーズ。にっこり~o(`▽´)o。発表会後の謝恩会で大学二年生のアカリちゃんとパチリ。アカリちゃんは初リスト「波を渡るパオラの聖フランシチェスコ」を根性で弾き切り、この笑顔~(o^∀^o)。ミイラ女のようなドレスはこの夏に、赤坂ニューオータニホテルのショップで衝動買いしたもの。ピティナの全国決勝大会の祝賀パーティー。その華やかさは知られるところですが、全国から集まって来られる先生方も華々しく着飾っていらっしゃいます。その上、オーラをまとってる^^;。初め、黒のワンピースを着て行ったものの、なんだか見劣りがする…。ショップに駆け込み「目を惹くドレス」を探してもらったってな訳ありドレスです。これなら負けないだろう!…で、お値段も負けていなかった。もったいないなぁ。どこかで着回さなきゃ…。今回、謝恩会で着回せて良かったですぅ。次はどこでミイラになるのやら?

朝10時から4時過ぎまで延々と続いた発表会。無事終了後、あたふたと場所を移動。5時半から名門ゴルフ場【長柄カントリーゴルフクラブ】のレストラン【ゲイリープレイヤーズレストラン】で謝恩会が御父兄主催で開かれました。本職ピアノ教師。実は占いのエキスパートであられる中井先生がご厚意で参加して下さり、大いに盛り上がりました。その模様は、またね。






惜別



別れは突然やってくる。別れは一方的にやってくる…。

この仕事をしていると出会いの数だけ別れがあります。一々、へこたれないように感情を大分とコントロール出来るようになりましたが、内心「尽くした男にあっさり振られた」気分には陥りますね~(┳◇┳)。言いかえれば「今までの私は何だったんだか…」っていう感情です。継続は力なり。ピアノを続けていれば、いつかきっと良いことはあるわよ。ピアノを弾ける楽しみが分かる日がくるわ。そう説くのですが、真意が万人に伝わるっていう訳にはいかないのが現実です…(;_;)。ただね「私の教えてあげられることは伝えましたよ」と胸を張って言えます。届かなかったのは「ピアノを弾く楽しさ」を伝えるメッセージ。

今回の発表会をもって「もう、ピアノはたくさん」と、止めていく生徒に「また、いつか弾きたくなったらいらっしゃい」と言葉を掛けます。でもね、一旦止まった歯車を動かすことは容易ではないから…。本当は「継続」を訴えたいのですが、引きとめもしないのですよ。出会いと別れを繰り返し、少し諦めが早くなっているのかもしれません。「仕方ないわね…。」それも、良いのだか、悪いのだか(;;?




舞台装華



「白い花ばかりで寂しくないですか?」舞台のお花を手配して下さったお母さま達は、地味ではないかと心配なさっていましたが…。舞台袖で演奏を聴いていると、かえって生徒達の色とりどりの衣装が映えて良かったです。

舞台袖で聴いていると、子供たちの演奏が逞しさを増してきたことを実感した一日でした。来年のレッスンは11日火曜日からのスタートになります。それまで、ちょいとレッスンは休憩^^。自分のレパートリーの練習と、読書に、アンサンブルのアレンジにと時間を使います。門下生の皆さんも、宿題は出してありますので「後ろめたさ」を感じつつ休暇を楽しんで下さい~。


メリークリスマス



メリー・クリスマスです~(-^〇^-)。明日、門下生の発表会が東金文化会館小ホールにて開催されます。

開催時間は小学生が10時からスタート。第Ⅰ部の終わりに、私がクリスマス時期らしい選曲で何曲か弾きます。ちょこっとトークコンサート。お楽しみにぃ。

中学生の部、第Ⅱ部は12時から開始。終わりには有志のフルート&バイオリン&ピアノでのアンサンブルがお楽しみ頂けます。音楽出来て良いな~って、羨ましくなりますよ\(^ー^)/。

第Ⅲ部、高校&大学生の部は2時開演。皆さん、めちゃ達者にピアノを弾くので「私の出る幕無し…」っていう感じです。良かったらおいで下さいませ。



バス時間



発表会の当日には、発表会終了後に東金文化会館から謝恩会の会場である長柄のゴルフ場までバスがでます。乗りたい方は、事前に予約が必要です。お申し出下さい。

●東金文化会館4時30分発

●季美の森フレッシェルのセブンイレブンあたりに4時45分発

謝恩会のパーティーには豪華景品をビンゴ大会用に用意しました。役員の方々がメニューチェックから、座席表にまで気を配り、準備万端整えて下さっています。占い師の中井先生も来て下さいます。会場は子供など普通なら入れやしない「ゲイリープレイヤ―レストラン」です。こんな贅沢をさせて良いのだろうか?まぁ、今年も無事に終わること、大いに祝いましょう~!やっほう!











訂正


好物の【混ぜご飯】は、アカリちゃんのおばあちゃんお手製です~o(`▽´)。発表会準備の手伝いで集まってくれたお母さま達に是非味わって頂きたいと、おばあちゃんのお休みの日でしたのに無理を言って朝早くから作って頂きました。甘辛く煮た具材が美味なんです。ぱくぱく~といけちゃいます。食べてみたい方は…、東金から茂原へと抜けるR128号線沿い【ねきぼうず】にて購入できますよぉ~。巻きずしもお薦めです。

さて、訂正です。発表会のアナウンスに使う作文を30~40文字と言いましたが、60文字程度でお願いします(^_^)v。ポジティブなコメントをくださいとお願いしました。ピアノのこと、自己紹介、なんでもOKです。例文として娘のを挙げておきます。「私はB型で大ざっぱな性格です。ピアノも雑に弾いてしまいますが、今日こそは丁寧に弾きます。多分…^^;。」弾き手の人となりが伝わる一文。考えてみてください~!





作文



今年の発表会プログラムは、こんな感じに綺麗に出来ましたよ~。外注に出して印刷してもらいました。手づくりも良かったけれど、やはり業者さんに頼むと仕上がりが違います。昨日は朝からお母様方が集まって、発表会の準備に手を貸して下さいました。「鈴木先生の所は団結力がありますね」と、しばしば外部の方から感心されます。うん、確かにそうだわ~(^w^)。皆さん、前向きにサポートして下さいます。昨日の作業は、発表会の記念品包み、印刷されたプログラムの三つ折り、パーティーで使うビンゴ大会の景品のラッピング。皆さん手慣れたもので、約一時間半の作業にて終了。さっさと片付けてくれました。アナウンスの赤坂先生も打ち合わせにわざわざ来て下さいました。ご協力ありがとうございました。

さて、赤坂先生と打ち合わせをしている時に、ふとアイデアが沸きました。「そうだ!コメントを演奏前にアナウンスしましょう(^o^)/。」早速、原稿用紙を用意しました。30~40文字でコメントを書いて下さい。曲名紹介と共にアナウンスします。ただし「言い訳コメント」や、「後ろ向きコメント」はNGです。「部活や塾が忙しく練習時間が取れませんでしたが、今日は上手に弾けますように。」そんな奇跡は起こりはしないし、集まって下さった方々は、これから聴こうとする演奏に言い訳など聞きたくはありませんからね。何もピアノのことばかりでなくて良いです。家族のこと、部活のこと、学校のこと、友達のことなどを交えて自己紹介でも良いですよ~。原稿用紙は用意してありますが、コメントは何の紙に書いてくれても良いです。受付、または舞台袖で待機している私かアナウンスの赤坂先生に手渡して下さい。


想ひ出



奄美からの紀行文はこれでおしまいです。海岸で拾ってきた貝殻をガラスの器に移し、一寸眺めてから蓋をしました。「あちらこちらに行けて良いね…。」旅先で出会った人達から羨ましがられます。「はい…(=゜-゜)。」

大抵の人は、ひとところに留まり地道に生活しています。こんな吹けば飛ぶようなコラムですが、彼等達が様々な思いを抱えて生きているっていうことを、時折伝えていきます。それは私も生きていると伝えることなんですね。

田中一村のような壮絶な生き方は出来ないけれど、皆それぞれに信じた道を模索しながら生きています。「これで良いのだろうか?」その思いは、全ての人の心のどこかにあるんです。今年最後の旅を終えて、思い出した言葉は、夏に再会した福岡の福本幸子先生のひと言。「全てのことは、あなたに丁度良い。」

一生懸命な「くろうさぎステーション」の山名先生とスタッフの先生方、素朴な生徒さん達、休み時間ごとに調整に余念ない調律師さん、一緒にアドヴァイスをした闊達な福留先生に、お優しい日向寺先生、お風呂場で出会った奄美のおばあさん、親切なスーパーのおばちゃん、生搾りのパッションチュウハイを汗かきながら運んでいた飲み屋「ホコラシ屋」のお兄さん、ファンキーなタクシーの運転手さん、カヌー乗り場で「ギーゼキングのコンツェルトを日比谷公会堂で聴いたことがあるんだ」と話しかけてきた植木職人さん、海外青年協力隊経験を持つカヌーのインストラクターのお兄さん、「新聞の折り込みで見たわ」と勘違いしていた(多分…^^;)エステのおばさん、壁に掛けた大きな魚拓が自慢の車海老養殖場の社長さん、フェリー乗り場の「罪深い」と自重していたお土産屋のおばさん、千葉から移住したというレストランの青年、お土産コーナーで試食をたんまりくれたホテルのフロントさん、大阪からの有閑マダム親子、「そのカーディガン素敵ね、手作り?」と話しかけてきた青い目のウェイトレスさん。皆さんに会えて良かった~の旅でした。









田中一村



俗人で、あらゆる面において欲の塊である私は、清貧という言葉の意味を本当のところ知らないでいる。田中一村(たなかいっそん)の生涯と作品を生み出す姿勢に触れて考えさせられました。自分がちょこちょこ弾くピアノを思うと、世間を欺いている様で恥ずかしくさえなりましたよ。努力が足りない。覚悟も足りない。こだわりさえ足りないんだな・・・(-.-;)。

日本画家、田中一村の生涯を知り、自己嫌悪を感じましたね。後に彼の作品と生き様が人々の心を捉え、田中一村記念美術館が創設されたのは死後24年、四半世紀も経ってからのこと。生きている内に認められずに、何が幸せなんだろうか?

東京に生まれ、幼いころから画才を示し勉学にも秀でた一村は、東京の進学校「芝中学校」に進学します。今でいうところの芸大に入学するものの、結核や親の病気やらが重なり3カ月で中退。一村の経済的にも恵まれていた人生は暗転し始めます。両親を亡くし、祖母と兄弟3人で千葉に越し、農業で生計をたてつつ画を書き続ける。青龍展に入選するものの、自分の自信作が落選し参考作が入選したことから入選を辞退。日本画壇と決別。50歳で「最後の絵を描く」ために奄美に移住。生活費を稼ぐために大島紬の工場で5年働き、3年間絵を描くことに没頭する生活を繰り返す。69歳、心不全にて孤独死。

生きている間に個展を開く夢さえ叶わなかった。一村の奄美での写真が展示されていて、パンツ一丁姿の彼は痩せこけている。終の棲家の写真はトタン屋根の小さなあばら屋。その庭で自分の食べる野菜を栽培していたそう。死んだ後に遺された未公開の作品が世に認められたのは良かったけれど、忘れ去られる可能性の方が大きかった…。壮絶だなぁ。そんな人生を自ら望んで歩んだ史実を目の前にして、恐れ入りました。これが今回奄美を訪ねたハイライトでした。詳しく田中一村のことを知りたい方は、是非検索してあげて下さい。



清貧




田中一村という画家のことは、今回の仕事で奄美に行くまで知りませんでした。奄美の方から是非見たら良いと勧められて、旅の帰りがけに空港近くの奄美パークにある【田中一村記念美術館】を訪ねました。彼が「日本のゴーギャン」と賞されるのは、作品を見て「なるほど…」と納得します。南国の植物や鳥類をモチーフに色彩鮮やかなタッチで描く晩年の作品は、そのあだ名を知らずともゴーギャンの作風を彷彿とさせるのですから。打たれたのは彼の作品そのものより、その生き様でした。

「画壇に背を向け、生涯妻を娶らず、自らの才能を信じ貧窮をものともせず、ひたすら絵をかいた69年の軌跡。東京、千葉、奄美大島と移り住んだ一生。伝説の日本画家、田中一村の伝記。」美術館で手に入れた文庫本の背表紙には、そのような文章がありました。

何が衝撃的かと言えば、芸術家としての力を信じ、生涯の一切合切を捨てる覚悟があったという事実です。清貧。言葉は知っていても、それを生涯をかけて実行するのは、俗人には想像もつかない…。

ホテルのお風呂場で話し掛けられた大阪からのおばさんは(なんだか風呂場の出会いばかりのようですが…)、田中一村記念美術館にて「お友達が個展を開いているので、奄美に三泊で娘さんと観に来た」と話してくれました。お風呂場だというのに指輪を幾つもはめていらして、大粒の石に目がついつい引き寄せられました。これで殴られたら大事だわね…(*^o^*)。美術館に出向いたついでに、その方のお友達の作品展も覗いて来たのですが、 一村の命懸けの作品群を観た後では、申し訳ないけれど、美しく整えられた作風に味気なさを感じました。気迫。精神のギリギリな状態で生み出された作品にしかないオーラってあるんですよ。

田中一村。彼に関して感じたことを次回書きます。




心残り


遠くに浮かぶ離島、喜界島。伯父が喜界島の出身で「パイナップルは大嫌い」と言ったのが、何故か印象に残っていたんです。聞けば、伯父が子供の頃に「戦後に食べるものが乏しくパイナップルを食べて飢えを凌いだ」というんです。「パイナップルがお腹いっぱい食べられるのかぁ~。」それが悲惨な戦争経験であると幼少の私には理解できずに、かえって羨ましかったことだけ覚えていました。

奄美大島から見える喜界島。是非渡ってみたいとホテルのフロントに聞いてみれば「一日に一便だけフェリーが出る」とのこと。それじゃ、日帰り観光は無理だ。他の交通手段は無いんですか?ヘリコプターなら10分もあれば着くと教えてくれた。「ヘリならおいくらですか?」そんなことは聞かずに、「そりゃぁ、無理だ…」と諦めました。行ってみたかった喜界島は遠くに眺めるだけ…。日本って案外広いんですよ。どの離島も高校までしかなく、大学に進学するなら島を出ていかなくてはならないのだそう。奄美でも、島に帰っても就職口は無く、毎年1,500人単位で人口は減っていっているのだとか…。ますます遠くなる南の島なんだよねぇ。

奄美を離れる朝に寄った土盛海岸(ともりかいがん)は、水が澄んで綺麗でしたよ。正に南国の海の色。泳げるほどには暖かくなかったんですよ。残念~。旅の最後に立ち寄ったのは、空港近くの【奄美パーク】内に常設された「田中一村美術館」です。その話は、またね。コラムのアップが遅いじゃないか。何をしてるんだぁ~。心配下さった方々、ごめんなさいね。飛び回って忙しかったこと。そして離島では、電波の通じ方がまだまだ悪いんです。





キズ


車海老の養殖場を訪ねた話しをしましょう。【ホノホシ海岸】にほど近く、色鮮やかに風にはためく登り旗が目を引いたんです。辺り一面地味な色彩の中、登りの赤い色は否応なしに目に飛び込んできます。このひなびた田舎で車海老の養殖かぁ。何だろう?垣根の合間から中をのぞき込めば、おばさん達がコンクリートの打ちっ放しに座り込んで作業をしているのが見えました。ゴム手袋が上へ下へと忙しそうに動いている。何しているんだろう?興味津々(≧ε≦)~!

「こんにちは~!車海老を本島に送りたいんですけれど…。」「あっ、それなら事務所に入って。」はぁ…。雑多な事務所にいた社長さんが自ら対応してくれました。3000円送料込みで240グラムの車海老を送れると言う。3000円かぁ。まぁ、島に来た土産に良いわね。お正月も近いし…。「海老って、どんな大きさなんですかぁ?」「見るかい?」そう言って水槽のある作業場に入れてくれました。水槽の中からつかみ上げた海老は勢いよく身を跳ねて、社長の手から滑り落ちたのを見れば「新鮮で活きの良さ」が覗えます。こんなに立派なんですか。ふと横を見れば【キズ】と書いてあるカゴが…。「家で食べるならキズで充分だよ。割安だしね。」「そうですか?」

事務所に戻り、いざ送ろうとすると、事務の女性から「キズは送料が別です」と、言われたんです。「送料っておいくらですか?」「千葉までなら1350円です。」…するとキズを3000円分送ると送料込みで4350円也になり、当初の予算より高くなるじゃないの。ちょっと考えた顔をしたら「2000円分でどう?」と言われた。「それなら海老の数が、うんと少なくなりますよね。」損した気分…。「キズなら2000円で400グラムは送れるわ。」へっ(・◇・)?贈答用は3000円送料込で240グラム、キズなら3350円送料込で400グラム。キズで充分だわ。途端に元気~。「キズで2000円分お願いします。」400グラムって何尾くらいの車海老だと思います?大きさに寄ってですが、少なくとも20尾はあります。家族でお正月に頂くには充分な数ですよ。車海老は活きたまま届くそうです。誰が調理するの~?









パワースポット


【ホノホシ海岸】は、波で洗われた石が丸く削られていて、それが一見の価値があるんですよ。そうカヌーツアーのインストラクターに教えられて立ち寄ったんです。【ホノホシ海岸】は地図には載っているものの、観光地として明記されてはいなかったのですが、「海外協力青年隊」で2年も中東の現地校で体育の先生をしていたという経歴を持つ若者の薦める「絶景」を見てみたいと思ったんですよ。それほどの経験を積んだ若者の「感動する風景」ってどんなんだろうってね。

季節外れとあって閑散とした海岸に立てば、足元には確かにまあるい石だらけ。それも結構な大きさの石なんです。辺り一面の「ごろごろ石」に足元を取られつつ海に近付く。外洋の荒波に洗われる度に「ころころっ」と凄まじく大きな音を立てます。聞いていると恐ろしくほどの音量なんです。波が引くと、あちらからもこちらからも「ころころ、からから~」とね。。。美しい風景ですが、そら恐ろしさも感じました。これは神の土地だわね。

帰りがけに立ち寄ったフェリー乗り場の土産物屋のおばさんが「ホノホシ海岸はパワースポットなんだよ」と、教えてくれました。そこに立つと、自分の犯した罪を風と波が洗ってくれるんだそうです。「私なんか罪だらけだからねえ…。」ため息交じりに、おばさんがそう言ったのを聞いて「罪の数なら負けていませんよ」と返答するのは止めておきました^^;。おばさんは「ホノホシは聖地なんだ」とも言っていました。「あそこで泳ぐなんざ、とんでもない。」自然の力に敬意を払って、土地の信仰は語り継がれていくんでしょうね。

メヒルギ


マングローブの中で聞いた健気な話し。写メの低木【メヒルギ】は70センチ位の高さに揃って生えています。これで100歳くらいなんですって。そりゃぁ、成長の遅いこと。その後ろに見えるのは3~4の高さに育った【メヒルギ】。後方の木々に陽の光が差し込むようにと、前列は背を伸ばさないようにするんですって。満潮時には海水の水面下に浸っても大丈夫なように、葉っぱからだけでなく「呼吸根」を持っていて、根っこからも酸素を取り入れられるとのこと。健気で賢い木なのね。

地面の流木は、10月の台風被害の時に流されてきた流木なんだそうです。あちらこちらに、こういった流木が引かかったり、山積みになって自然の力の恐ろしさを感じました。ここでカヌー漕ぎのインストラクターをしてくれたお兄さんに「近くの絶景ポイントは?」と聞くと、【ホノホシ海岸】と教えてくれたので行ってみることに。車で更に小一時間南下するとのこと。奄美大島って案外広いんですよ。レンタサイクルで島内くるりと一周出来ちゃうんじゃないかって…。甘かったです。沖縄本島の3分の2の大きさがあるんですって。






カヌー


宿泊先の名瀬港から車で一時間ほど島を南下し、【マングローブ・パーク】に到着。カヌー乗り場に案内されながら「そういや…私って普段何も運動しないのに、カヌーだなんて大丈夫なのかしら?」と急に不安になる。ボートなど漕いだ試しもないのに…。案内のお兄さんに「不安」を訴えると、「小さなお子さんから70歳のお年寄りまで大丈夫ですよ~」と笑い飛ばされました。「漕げなければロープで曳きますから。」それじゃぁ、カヌーを漕げなければ70歳の体力にも劣るってことかい…(¬з¬)。この回のカヌーツアーに集まったお客さんは女性ばかり。「漕げない」などと根を上げる訳にはますますいかない状況になってきたんです(-o-;)。乗船する前に(大袈裟 ^^;)オールの漕ぎ方を教わり、いざ水面へ。あらっ、案外いけるじゃないの(^◇^)┛。流れを感じられない程穏やかな川。浅瀬を滑るように進むカヌーにご機嫌でした。あぁ~、気持ち良い!

干潮時だったので浅瀬にて「自然観察しましょう」と、中州にカヌーを停めて上陸。踏むとふかふか~とする土に足を取られそうになりながら散策。何にもないじゃないのぉ~。「シオマネキが沢山いますよ。」へぇ?一歩進む歩とに地面がさぁ~っと動くんです。あらら、めまい?いやいや、地面で何かが動くんですよ。カニが巣穴に「さっ」と音も立てずに隠れるんですね。気がつけば、辺り一面カニだらけでした。カニは非常に敏感で近づく前に隠れてしまうので、至近距離から観察することは残念ながらできませんでした。「こんちくしょう!」見てやるぞ!走ってカニの後を追いかけたのですが、カニの逃げ足の方が早いんです。後ろを振り返れば、先ほど逃げたカニがのこのこと穴から出てきているのに憮然。。。

シオマネキのオスとメスは簡単に区別がつくんです。オスは左右どちらかのハサミが極端に大きいのが特徴です。自分の身体ほどもある大きさのハサミを振って、メスに求愛するのだそう。「シオマネキ」は、この動作が「潮が早く満ちてくるように招いている」ように見えるためについたもの。英名"Fiddler crab"の"Fiddler"はヴァイオリン奏者のことで、やはりこれもハサミを振る様子からついた名前なんですって。




手のひら土産


無事ステップ終了後、もちろん休暇を一日取って遊んで来ましたよ~。せっかく奄美大島まで来たからには何かしないとね。生徒さんのご親族に奄美大島出身の方がいらして、事前に旅情報を入手し準備万端。計画を練って旅立ちました~(^◇^)┛。

ステップ翌日はレンタカーを借りて亜熱帯林【マングローブ・パーク】にてカヌーツアーを楽しみ、そこの案内兄さんに教えて貰ったパワースポット【ホノホシ海岸】で自然の力に感動し、近くの車海老の養殖場から自宅に正月用にと車海老を送り、夜は【ばしゃ山村】 というレストランで郷土料理の【鶏飯】【油ぞうめん】に【オリオンビール】を堪能(^w^)。今日は飛ぶ前に、空港近くの【土盛海岸】で貝を拾い、【奄美パーク】という郷土資料館で【田中一村】という日本画家の作品に打たれ、沖縄名物【ブルーシール・アイスクリーム】のマンゴーと紅芋のダブルをお皿に一杯ぺろりと平らげ、名残惜しく帰ってきました。お土産は海岸で拾い集めた珊瑚と貝殻に黒糖。黒糖三昧の土産は、黒糖ピーナッツ、黒糖かりんとう、黒糖胡麻寄せ、黒糖カステラ、黒糖餅に、黒糖生キャラメル。自宅に帰ってみれば「なんで黒糖ばかり?」ってなるよねぇ。ステップでお世話になった山名先生がお土産にと下さった黒糖菓子の数々。その上に買い足して、スーツケースの中は黒糖でずっしり重い…。これって食べるのかな~?荷造りしながら、ちょいと後悔。やはり現地の物は現地で食するのが最高に美味しいってなものですからね…。詳しいことは少しずつ書きますね~(^∀^)ノ 。


アマミノクロウサギ


クロウサギ飛び出し注意。舗装道路に白字で大きく書かれていました。道路脇の標識にはクロウサギの絵柄。なんだか可愛らしい~(^_^)v。クロウサギは奄美大島と徳之島に生息。体長42-51センチメートルで、体重1.3-2.7キログラムと小さく、黒い短毛、ところどころ長い黒毛で覆われている。夜行性。植物を食する。人間に寄って捕獲され、食用や薬用、また毛皮が利用されることもあった。開発による生息地の破壊、人為的に移入されたイヌ、ネコ、ジャワマングースに喰い殺されて、生息数は減少しているのだそう。日本では1921年に国の天然記念物、1963年に特別天然記念物、2004年に種の保存法により国内希少野生動植物種に指定されている。1995年における奄美大島での生息数は2,600-6,200頭、絶滅危惧類とされているのだそうです。

さて、トークコンサートの様子を報告しますね。ドビュッシーの【ゴリウォーグ】を弾いて会場の皆さんにご挨拶。「こんにちは~(^O^)!一度来てみたかった奄美に来れて、その上、こんなに大きなホールで皆さんにピアノを聴いて頂けて幸せです。」奄美に来てお風呂場で出会ったおばあさんとの会話を話したんですよ。「あんた内地からかい?」「はい…。」「そうだろ~。内地の人はお洒落だからね。」「でもね、私その時裸だったんですよぉ~(^。^;)。」会場がワッと湧いて一気にに和みました。言ってしまった本人は「あらっ、裸だなんて言い過ぎたかしら」と、今更反省しながら次の曲を弾いたりしてました(^_^;)。クリスマス時期のステップとあって、舞台にはツリーとサンタが飾られていました。今回、クリスマス曲を演奏する用意をしていったのは良かったです。

30分の舞台はあっという間に終わり、予定していなかったチャイコフスキーの【トレパーク】を弾いて、会場の皆さんに拍手で参加してもらって元気モードで終了。自分としては反省点山積でしたが「いやぁ、正にエンターテイメントだったね~」と同席の福留先生から、「あなたはこの道で邁進していって下さい」と日向寺先生から暖かい言葉を掛けて頂きました。ステップ主催のくろうさぎステーション代表・山名先生にも「涙が出そうになった」と誉めて頂いたのに…。恥ずかしがり屋でへそ曲がりの私ったら「大げさですよ~」だなんて、素直になれない。


島バナナ


ピティナのピアノステップ・奄美冬季地区にお邪魔しています。【くろうさぎステーション】と、実施事務局には可愛いらしい名前が付いています。【くろうさぎ】は、アマミノクロウサギと言い、何でも奄美大島に生息する天然記念動物なんだとか。放し飼いや棄てた猫や犬が奄美の【くろうさぎ】を始め、天然記念動物に被害を与えて困ってらしいです。絶滅の危機に瀕しているのだとか。

こちら奄美大島では、一昨日と昨日の両日ステップが開催されました。初日の18日(土曜日)に、お昼休みの後トークコンサートを担当しました。会場の奄美文化センターは収容人数1500人という大ホール。舞台に置かれたヤマハCFIII、フルコンがちんまりと感じるほどの大きさなんです。ここで弾けるなんて幸せ~(*^o^*)。ピアノを触ってみると、鍵盤が黄色く変色した年代物。調律師の方が調整してくださるのを奪い取るようにして触らせて貰いました。あららっ?ピアノがなかなか気持ち良く鳴ってくれないわぁ~(ノ△T)。ホール音響のせいなんだか、ピアノのせいかな…(∋_∈)?調律師の方に相談したら、ピアノの位置を変えて対処して下さいました。

9時に集合し、午前中は3時間のアドバイス、大急ぎでドレスに着替え、フルーツをつまんで、空のホールに戻ってピアノをまた少し触らせて貰ったら、さて本番の時間。目が回りそうな慌ただしさでしたぁ\(☆o☆)/。用意してくださったお弁当は、演奏直前だったのでいただかず、フルーツをつまんだだけでした。…と言っても、島バナナと、パッションフルーツ、ドラゴンフルーツ、ぽんかんと山盛り。フルーツ三昧しちゃいましたよ~(^w^)。南の島はフルーツ天国。写メは島バナナ。消しゴムに比べると分かるでしょうが…サイズは小さくてとも、味が濃くて美味しいんですよ。



スーパーのおばちゃん


ホテルのロビーに飾られたクリスマスツリーは「ぬいぐるみ」が飾られていました。なんだか統一感もなく、従業員の家から持ち寄った感じ…。昭和チック。奄美の町はタイムスリップしたような懐かしさを感じます。人柄ものんびり暖かく、よそ者にも親切に接してくれるんです。

「これ何です?」小指大に切られたマッチ棒状に切られた木っ端が、ネットに一杯詰まってスーパーの店先に売られていました。「みかん」なんかが入っているオレンジ色のネットです。そんなネットだって今どき見かけないけどね。「これなんです?」「あぁ、それ。クビの木って言ってね、お茶にするのよ。」「お茶?」「麦茶見たく煮出して飲むの。」「へぇ…。」「風邪に効くんだって。」「そうなんですかぁ。」ひとしきり町の案内を説明してくれた。ほこり臭い店内。町の小さなスーパーに入ったからには何か買わなくては悪いと店内を物色し始めた。「あっ、これこれ黒糖ピーナッツ。」日付を見たら「10年10月3日」とあった。おばちゃ~ん、これって大丈夫ですかぁ?

奄美のおばちゃん


旅をしている楽しみは「人との出会い」かも知れないです。地方に出掛けると、様々な看板にも出会います。「手造りおかし&タバコ&他」…他???これには笑えました^^;。

奄美初日に出会ったのは、お風呂で出会った地元のおばあさん。4時にはビジネスホテルに到着したものの、奄美は雨模様。思っていたよりも寒い…。何かすることないかしら?「近くに温泉はありますか?」ホテルのフロントで尋ねれば「奄美には温泉はない」とのこと。近くのホテルに「大きな風呂がある」と言うので行ってみた。500円の入湯料金を払って浴室のドアを開けてみれば、ただの古びたタイル貼りの風呂。5~6人も入れば一杯になってします程度の広さ。大浴場を想像して身には「えっ?これ?」ってな感じ…。白髪のおばあさんが一人でシャワーを使って体を洗っていた。会釈して浴室に入れば「あんた、どこから来たの?内地から?」と、話しかけてきた。「はい、千葉からです。」千葉がどこか分かるかしら?「あぁ、ディズニーランドのあるところだろ?」「はい、そうです。」ディズニーの知名度は凄いなぁ~。「沖縄と違って奄美は何もないからね。」「そうですか。私はそこの文化ホールでピアノを弾きに来たんですよ。」「あんたピアノ弾くのかい。」「はい、おかげで奄美にも来ることができました。」「そうかい。ピアノを弾くのかい。自分の腕で稼げて良いね。」「いや…、それほどのことではないんですけれど…。」このおばあさんに説明しても分かるまいにと言葉を濁す。「奄美から出たことがないんだよ。」「はい?」「このホテルの近くに住んでおってね。家には風呂がないから、このホテルに風呂を使いに来るんだよ。」「えっ?お風呂がないんですか?」「シャワーだけなんだよ。」あぁ、奄美ならシャワーだけで良いのね。「こう寒くっちゃね、風呂に浸からないと温まらないんだよ。」今年の奄美は例年になく寒いのだそう。暖房設備のない家は多く、こんな寒波には打つ手がないようだった。「奄美では何を見たら良いでしょうか?マングローブなどはどうですか?」「あぁ、観光客は行くらしいけど、行ったことがないんだよ。」おばあさんは狭い世界に生きている。そして、そのことに不満も疑問も抱いてはいない。そんな人生もあるって旅に出ると、様々な生きざまに出会うんです。

お風呂を出てから立ち寄ったスーパーのおばちゃんとの会話は、長くなりましたので、次回のコラムにて語ります。奄美の人は素朴で優しい。それは旅で出会った全ての人達に共通していえることでした。




奄美より


つい先ほど、奄美大島に到着しました。こちら南国ですっ(^∀^)ノ。…と言いたいところですが、到着した奄美大島空港は雨降り。このところの寒波の影響で、日中の最高気温が13℃と寒いです(>Σ<)。奄美空港から出て宿泊先の名瀬港に向かう道すがら、赤土がむき出しになり土嚢が積まれた崖崩れ現場を何ヶ所も通り過ぎました。そうだった!奄美大島は台風で被害に合って間もなかったのよね…。確か10月のことだったかなぁ…(=。_。)。明日&明後日とピティナ・ピアノステップ開催されます。災害の中、無事に開催に漕ぎ着けられて良かったです。開催事務局の方々には、様々なご苦労があったことと存じます。明日担当のトークコンサートでは、一足早い「南の島のクリスマス」を意識した楽しい舞台になればと考えております。復興に向けて「元気出して」のエールを、舞台より送らせて頂きます。トークコンサートは明日18日の土曜日に【奄美文化センター】にて、午後13:25~13:55の30分間に開催されます。入場無料。お近くの方は是非~(^O^)。





あらら


あらら~(^。^;)。お歳暮を頂いて、恥かしいこと言っちゃいました。見知った包装紙に勝手にお菓子と思い込んでしまったんですよ。「あっ、お菓子ですね。私、甘い物で生きているようなところがあるので嬉しいです。ありがとうございます!」「はぁ…。」仕事の後に頂いた箱を開けてみたら、海老せんべいでしたぁ。あはは…^^;。すみません!…で、苦笑いしながら、ビールと頂きました。うまいっ!独り贅沢をさせて頂きました。ごちそう様です。

写メはピアノの先生仲間からのクリスマスプレゼント。「これ見た時、鈴木直美のイメージ」だったそう。何時の間にやら「ヒョウ柄の女像」が定着してしまいました。大坂のおばちゃんにならないように気をつけつつ、ヒョウヒョウします。(関西の方、ごめんなさ~い。)大阪の友人ユカチンによれば「大阪のヒョウ柄は目がつかんといかん」らしいです。そっかぁ、睨みを利かせるってことね。怖い!




プロフィール

鈴木直美

Author:鈴木直美
ピアニスト、指導者として活動中。
Suzuki Piano School主催。
VERY GENE ドレスショップオーナーを務める。

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