お好きなように

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うーん( ̄ー ̄)。コンサートのプログラムを考える時間は、楽しみでもあり、苦しみでもあります‥。レッスンの合間に、依頼のあった小学四年生相手の【学校クラスコンサート】のプログラムを決めるのに、この2~3日は時間を費やしていました。今回ネックになったのは、リクエストされた【ジブリ・メドレー】のアレンジでしたね。ピアノに向かい、手探りでジブリ・メドレーを作ってみましたよ。編曲は上手に出来ると楽しいですぅ~(^O^)/。【はにゅうの宿】→【さんぽ】→【人生のメリーゴーランド】→【テルーの唄】→【崖の上のポニョ】→【あの日の川】→【ふたたび】→【いつも何度でも】。良いとこ取りで、以上の8曲を繋げてみました。楽譜には残したりしないので、弾くたびに違うバージョンってのも面白い。映画で言い換えれば【火垂るの墓】→【となりのトトロ】→【ハウルの動く城】→【ゲド戦記】→【崖の上のポニョ】→【千と千尋の神隠し】より3曲選曲して、親しみのある旋律がよどみなく続きます。どうだいっ(`へ´)。これならジブリ・ファンでなくとも、どれかは聞き知っているでしょ!!…で、これだけの曲数をわずか4~5分で繋いで弾くのですから、聞き手は飽きる間もなく弾き終わるだろう~という算段です。これで多分、学校側のリクエストに応えることが出来ますよね(=^▽^=)。【学校クラスコンサート】のプログラムは、以下に決定します。ショパンの【子犬のワルツ】に始まり、田中カレン作の【りゅう】【ジャイアント・パンダ】【うお】で、白鍵、黒鍵、半音階やトゥリルなどの音楽用語を紹介します。続いては、スコット・ジョプリンの【エンターティナ-】の軽快なリズムで気分を盛り立ててみようかな~。小森昭宏氏の【宇宙遊泳】でグリッサンドの妙技を披露し、【カメさんのブギ】では子供達に打楽器を持たせて即興で共演が出来ると楽しいかな~v(^-^)v。打ち解けたところで、前述の【ジブリ・メドレー】を弾いて、さらに和気あいあいとなれたら嬉しいですね…。クライマックスは、これまたショパン作曲の【英雄ポロネーズ】。「やはりピアニストは違うな~」と感心してもらえたらな~などといった下心もちょっとあったりしてね‥σ(^-^;)。最後は子供達と、歌の共演でお別れしましょう。もし時間が余ったらモーツァルトの【トルコマーチ】でも弾くか、はたまた【質問コーナー】にしちゃうかは、当日の気分次第で決めることにします。これだけ盛りだくさんのプログラムで、一時限45分を埋めます。これを三回、ノンストップで繰り返すのですから、体力も精神力も、うんと鍛えられるってわけです(^_^)v。皆さんのお好みに合わせてピアノを弾くピアニストが居ても良いかなって、リクエストにはなるべく応えております←サービス精神旺盛なあまり、自分を苦しめているとも言える。どうせ墓穴を掘るなら、とことん深く掘ってやろうとチャレンジしてるのかも知れないデス…(^_^;)。
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ジブリ選曲

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宮崎駿監督率いるジブリ・スタジオがプロデュースした音楽をピアノで弾いてもらいたい。「学校クラスコンサート」の選曲に、ジブリ音楽をリクエストされて、ハタっ(*´Д`)=зと困ってしまいました。国民的なレベルで考えるとなれば、どんな曲が知られているのかしら?思いを馳せても、これといった決定打が無いような…(;_;)。先ず思いつくのは【となりのトトロ】から【さんぽ】かな~。だけれどコンサートの対象年齢が小学四年生だとすれば、現在10歳かそこいらですよね。映画【トトロ】が流行ったのは1988年のこと。今から20年前に創られている。その頃には、まだ産まれてもいない‥(T_T)。【平成狸合戦ぽんぽこ】や【魔女の宅急便】、【天空のラピュタ】は、ジブリ映画だと知ってはいても曲が思い浮かばない。だいたい映画館で観た記憶さえも無い。テレビでの放送を見かけたかな~。【千と千尋の神隠し】から流行った【いつも何度でも】は、題名がいまいちあやふやに長ったらしくて、いまだに正確に言えた試しがない。【いつでもどこでも何度でも】だったかな~ってな具合に、題名がハッキリと蘇らない。河島英吾の【酒と男と泪と女】みたいに、どの単語が先だか後だか分からなくなる(Θ_Θ)。【もののけ姫】の主題歌は、歌い手の米良さんのイメージが強烈に残っただけで終わってしまった。歌おうにも、キーが高くて歌えやしない。【ハウルの動く城】から【人生のメリーゴーランド】や、宮崎駿監督の息子さん宮崎吾朗氏の作品、【ゲド戦記】の【テルーの唄】などは好きな歌だけれど、一般的な知名度はどうなんだろう?音楽は良かったけれど、お決まりの「勧善懲悪」をテーマにした映画そのものは今一つだったしな~。現在映画館に掛かっている【崖の上のポニョ】は最近観たけれど、映像の柔らかいタッチと色彩が印象に残ったものの「ポ~ニョポニョポニョ、さかなの子…」から以下の歌詞があやふやで分からない(?_?)。メビウスの輪みたく永遠に「ポ~ニョポニョポニョ」を繰り返し抜け出せないし…(/_;)/。ありゃりゃ、こうしてみるとアニメにはそれ程興味がないとか言いながら、結構知っているじゃない(*^_^*)。しかし、曲を知っているとは言ってもサビの部分だけっていうパターンが多いことに気付く…。そうだっ、サビだけ繋げてメドレーにしちゃおうっと!それなら誰が聴いても、どれかしらの曲は聞き知っているだろうから気に入ってもらえるしね~(≧▽≦)ゞ。タイムリーに電話が鳴った。昨日のコラムを読んだ友人が連絡をくれた。「ポニョの譜面がありますけれどお持ちですか?」拾う神ありとはこのことかなo(^-^)o。これで「ポ~ニョポニョポニョ・・・」の先が分かる。助かります(^O^)/。メドレーの内容は次回に発表します←などと大袈裟に言うほどのことではありませんがね(^o^;)。

リクエスト

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門下生の花音ちゃんが、ピティナ・ピアノコンペティションでいただいた銅メダルの公開です(^O^)/。テレビで見たオリンピックのメダルみたいに立派な重量感のあるメダルを貰えて良かったね~。さぞかし嬉しいことでしょうo(^▽^)o。さて、青森から帰って久しぶりにパソコンを開けたら入ってましたよ、次なる仕事依頼。「やはりσ(^-^;)」という気持ちと「なきゃないで寂しいクセに」といった感情を自覚しつつ、画面に並ぶ文字を眺めていました。依頼内容は、10月19日に開催される岐阜県は羽島での【ステップのアドバイス】と、翌日20日の月曜日に開催予定、岐阜市立黒野小学校での【学校クラスコンサート】の二本でした。「了解」の返信を返して程なく、書類が届きました。中身は依頼書と校歌などの楽譜のコピー。どれどれと目を通してみると…学校クラスコンサートに【リクエスト】との記載があります。ショパンの【小犬のワルツ】に【英雄ポロネーズ】。出来れば宮崎駿監督率いるスタジオ・ジブリの音楽をピアノで弾いて欲しいと続く。これらはあくまで希望であり先生にお任せしますとも書いてある。「出来れば…」と言われて「出来ない」とは決して言わない、っていうか言えない性格上、上記のリクエスト曲の練習を始めましたよ(^O^)/。スタジオ・ジブリから何を弾くかなど、詳しいプログラムは明日お伝えします。一時限45分の授業を満たすのに、結構な量の曲数を用意するんですよ。なにせ【小犬のワルツ】は、一分半もあれば弾けてしまいますからね。

ジルコニア

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余談です。パーティーに着ていく服を、前日にレッスン室の隣りのリビングに掛けておいた。お出かけの時、前もって衝立に掛けておくのはいつものパターン。そこへやって来たのは韓国人の美子さん。彼女の旦那さんはパチンコ店を幾つも経営する資産家。白いツーシートのベンツを颯爽と乗り回す彼女は、姉さん肌。「なんで、そんなに働くの?気が付いたらおばあさんになってしまうよ。」こちらが忙しそうな様子を見せると、それを心配して掛けてくれる台詞が笑える。実にストレート!彼女は、お洒落にはちょいとうるさい。自分の子供を着飾ることが楽しみな様子で、見るたびに違う服を着せている。そんな彼女は衝立に掛かった黒いワンピースを見るなり、コーディネートを始めた。ジャケットにはGジャンをもってくるか、丈の短い上着を合わせて着ていくと良いと言う。靴のヒールはうんと高い方が合うわね。靴の色味は、全身が黒一色に統一されることを避けて、あえて黒以外の色に外してみたらどうかしら。「バッグはどうするの?」テーブルの上にちょこんと置かれた、小振りのパーティー・バッグを指す。「あっ、これね…。まぁ、良いんじゃない。」これで「ご意見終了」かと思いきや、「私、この服に似合う時計を持っているわ。それをしていきなさいよ」と、突然切り出した。えっ、腕時計(☆o☆)??私も持っているから大丈夫…。丁寧に断ると「そんなんじゃないのよ」ときた。韓国人は、親しくなると家族のように親切に接してくれる国民性がある。日本人とはちょっと温度が違う【親切心】なのだか、そんな相手との感覚のずれを気にもかけない。そこがまた国民性の違いなのかも知れないと、たびたび感じることがある(^o^;)。「美子さんの持ち物なら高価だもの、おいそれと借りる訳にはいかないわ。」なんとか理解してもらおうと必死で断る(^_^;)。「泥棒にでも腕時計ごと手首を切り取られても災難だしね…。あははっ。」なんとかかんとか理由を付けて断る。「そんなバカなこと言って。」笑いながら引き上げた美子さんは、腕時計を持って再び訪ねて来た。言い出したら後には引かないヾ( ´ー`)。私の腕に時計をはめると「ほらピッタリ(=^▽^=)」と、嬉しそう。見ればカルティエと刻印がある。ダイヤモンドがキラキラと幾重にも施された腕時計は、ブレスレット風でパーティーにはぴったりの華やかさを持つ。「あの…、これジルコニアじゃないよね…。」ため息混じりに言ってみた。「何をバカなことを。」一喝される。…ですよね(Θ_Θ)。台風のように来て去っていく彼女を見送り、腕に目を落とすと置き去りにされた腕時計が光る…。どうしたものかしら(?_?)。結局、家に腕時計を置いていったスキに泥棒にでも入られたら大変なことになってしまうしで→腕にはめていきました。始終「落としたら大変だわ」と、気になったあたりは小市民(*^_^*)。お出掛けついでに【小さなプレゼント】を買って、その紙袋に貸して貰った腕時計を入れておいた。「時計をありがとう。似合っていたわ。」紙袋を差し出すと「何これ?こんなことしなくて良いのよ。プレゼントなんてされたら、もう貸せないわ。」ビリビリと包装を破り、時計だけ取り出すと「これは誰か他の人にあげれば良い」と、紙袋を返された。「せっかく用意したのだから」と、押しても受け取らなかった。美子さんは姉御肌で親切、気っぷも人柄も良い。国民性なのか、人柄なのか定かではないけれど、この国で彼女のことを誤解する人は多いんじゃないか…とも思ったりする(^^ゞ。。。

狂宴

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25日の月曜日、赤坂見附にあるホテル・ニュー・オータニにて開催されたピティナ・ピアノコンペティションの祝賀パーティーで、「満腹するまで食べた~っ!」と報告しましたが…。「いったい何をどんだけ食べていたのか?」気になる方へ、パーティーの続報です。今回は門下生から三家族と一緒での参加でしたので、総勢12名の大所帯♪(*^ ・^)。壁際の丸テーブル囲んで女王蜂のように動かない大人のために、子供達はミツバチのように飛び回っては、ピザだの、サンドイッチや、スパゲティ、カレー、ピラフ、リゾットに、焼きそば、トルティヤチップスを山のようにお皿に盛っては、せっせとテーブルに運んでくれました。←これって炭水化物ばかりね~(^_^;)。なるほど満腹になるわけだ。お味の方はと言いますと、流石に一流ホテルだけあって、これだけの大量な料理を出しながらも美味しかったですよ。山のようなお料理を胃袋に流し込んだのは、用意された飲み物。オレンジやアップルのジュースに、「ウーロン茶」や「あずき茶」。この「あずき茶」ってのが微妙なお味でしたね。グレープジュースみたいな赤紫色をして一見美味しそうなんですが…。茹でこぼしたあずきの煮汁って感じで、う~ん…?デザートに用意されたケーキは争奪戦に敗退。フルーツとアイスクリームは頂きましたよ。優雅にワイングラスを片手に談笑される先生方もいらっしゃる中、食べ物を目の前に大騒ぎのうちの門下は、師を見習い「やまざる」状態。だいたい、こんなことを報告しているのも、ここだけじゃないかしらねぇ~と恥じ入りつつも、祝賀パーティーのメニュー公開を終わらせて頂きたいと存じます。はい(^_^;)/。

メダル3つ

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赤坂見附にあるホテル、ニュー・オータニで開催された、ピティナ・ピアノコンペティションの【表彰式と祝賀パーティー】に行って来ました~の報告です(^O^)/。このお祭り騒ぎが終わると、今年の夏も終わります。世間はすっかり秋風に染まり、上着を一枚羽織るようになりましたね。今年は、門下生から全国決勝大会に3人進出しました。メダルが3つ(^-^)/。A1・B・とF級にそれぞれ一人づつ。結果はA級の花音さんに銅賞を頂き、B級はのりとも君にベスト賞を受賞しました。F級の真莉さん入賞にはいたらなかったものの、素晴らしいシューマンを聴かせてくれました。おめでとう(^O^)/。全国決勝大会に参加出来た事自体、大変に喜ばしいことなのに、入賞したらしたで「もっと上」を望み始めるのですから、人間って実に飽くなき欲望に駆り立てられる生き物なんですよぉ…(|||_|||)。舞台に呼ばれた入賞者の顔を見て、その方の演奏を思い出したりするのも楽しかったですね~♪。入賞者の発表は二時間にも及び、盛大な受賞式でした。引き続き開催された【祝賀パーティー】は、慣れも手伝って、今年もフードファイトに燃えてました(*^_^*)。初めの年は、おずおずと【壁の華】状態で、キャベツの千切りくらいしか口にしなかったのに…。慣れって恐ろしいです(^o^;)。この日のために着飾ったことも忘れ、テーブルにしがみつき、生徒が運んでくれるご馳走をたらふく食べて満足×満足(≧▽≦)ゞ。知った顔が横切っても知らん顔で、食べてました。だって、ピザは冷めたら美味しくないですからね~。あらっ、この祝賀会の目的は食事じゃなかったわよねぇ…。なんて反省する頃には、パーティー会場から「お時間ですので」と、体裁良く閉め出されてました。あははっ(^_^;)。食べ物に気をとられて、誰にもロクに挨拶しなかった…。昨年と同じ反省。。。来年こそは食べ物には目もくれず、優雅にグラスを片手に群集の中を泳ぐように歩きますっ←懲りない性格…。

指導者賞

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ピティナ・ピアノコンぺティションは、毎年繰り返えされる夏のドラマです。その参加者の多さからいっても国民的行事になりつつあるんじゃないかしらね←大袈裟だけれど、まんざら嘘っぱちでもないです。今年は【甲子園】や【オリンピック】の放映とどこかダブって、観戦じゃなかった(^o^;)、鑑賞していました。この3日間、全国決勝大会の都内の各会場を回っていたら、毎日チケットを買う度にプログラムを渡されるので、プログラムが貯まること×貯まること。知り合いの方に差し上げても尚、手元に何冊も残りましたよ~。それにしても、このプログラムは随分と時間をかけて隅々まで見ちゃいますねぇ。会場に座りながら他にやることもないし…(^_^;)。ペラペラ~っと、つい何度も同じページをいったりきたり眺めていました。指導者賞のページには知った名前が並びます。一緒に仕事した先生達やお世話になったスタッフの方々…。「ほぅ~、頑張ってるな~」っと感心。毎年、指導者賞の数が申し合わせたかのように300人余りって数に落ち着くのもスゴいな~。なになに、今年は延べ4万人もピティナを受けたんですって?!昨年までは3万人台だったのにね。なるほど、それじゃぁ予選を通すのだって難しくなるのも無理ないわね。だって分母が増えているのに、地区本選に進出できる数は、会場の使用時間の関係で決まっているもの~。ましてや全国進出は困難になるってことね。実際に決勝大会の会場に赴くと、ピアノ人口とピアノ教育の地域差って、まだまだ格差があるんだろうって感じるわ~。…とかなんとか、ページをめくりながら色々思うところはありましたねm(_ _)m。今日はこれから表彰式と祝賀パーティーに出掛けます。生憎の大雨予報にo(_ _*)o。靴の履き替えは持参かな…。

繋がり

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「あっ、あの時の男の子だわ‥。」ピティナ・ピアノコンペティションの東北地区本選で見掛けた参加者を、都内の全国決勝大会の会場である津田ホールや浜離宮ホールのロビーで見掛けては、その度にいちいち感動してました(*^o^*)。まぁ、地区本選を勝ち抜いた参加者を東京大会で見掛けることは、考えてみれば当たり前の繋がりなんですが、実際に青森県弘前で審査した子供を都内で見掛けたりすると、連鎖のエネルギーに感動しますよ。暇にまかせてプログラムをめくってみれば予選参加地区に目がいき、大津や名古屋などの予選審査に行った地区からの参加者が載っていることも感慨深く感じましたね。掲載された写真を眺めながら「私、この子の講評用紙になんて書いたのかしら?」と思わずにはいられませんね。予選の段階では、何しろ人数が多いことと、結果発表を掲示形式をとると参加者の顔を間近で見ることは無いので、プログラムに印刷された写真を見てもピンとはこないのが事実です。それでも、ついひと月やふた月前の予選のことは、随分と懐かしい感覚を伴って思い出されます。今年の審査は、予選に三ヶ所、本選は一ヶ所の計四ヶ所を巡りました。一ヶ所あたり参加者がおよそ200人としても、計800人の演奏に触れる訳ですから、一人一人の演奏や顔は覚えていられないのが現実です。弘前では舞台壇上に参加者を上げての表彰式でしたので、名前を呼んで表彰したり、一緒に並んで写真を取ったりと、僅かな時間でも接触がありましたので覚えていましたね。特に男の子は衣装もそのままだし、変えたとしても女の子ほど見違えるほどの差がないので「あぁ~、あの時の子ね」と覚えていますよ(^_^;)。女の子は華やかな衣装がどうしても記憶に強く残るので、名古屋で見たドレスを東京でも見掛けるといった感覚になります。この場合、中身の本人は別人だとしても、衣装が強く印象に残ってしまうので判別不可能なんですね‥f^_^;。それはそれで、良いんだか悪いんだかね‥(笑)。

舞台に棲む魔物

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「舞台には魔物が棲む」という噂は、どうやら本当らしい。うっかり油断をすると、魔物に仕掛けられた悪戯=いたずらに翻弄される。魔物は、その存在を露わに示すことは決してしない。どこかに潜みながら、舞台の様子を伺う。隙あらば、指先を惑わせたり、痺れさせたり、あらぬ方向へと動かしてみたりする。ライトの熱を上げて、汗ばむ姿を愉快に笑う。「ねぇ‥、調子が乗らないでしょう」「弾くのをあきらめてみたら?」などと、耳元で囁いたりもする。いつもと違う調子に慌てるピアニストの反応を眺めては楽しむ。魔物の好物は【気弱な魂】。昨日はF級を、今日はG級をと、ピティナの全国決勝大会を聴きに行って来ました(^O^)/。このくらいの上級になると、一人あたり20~30分はたっぷりと弾くことになる。ピアニストの集中、散漫、葛藤、根気、強気、弱気…と、精神のステージが移り変わる様が手に取るように分かる。ある程度の分量を聴くと、弾き手の【人となり】や【ドラマ】が、演奏を通して伝わってくるので興味深いし面白い。舞台の真ん中に鎮座したピアノは、誇らしげに屋根を高々と開け、神々しい光を放ちながら静かにドラマを待つ。ふと目線を上げれば、スポットライトに掴まって下の様子を伺う魔物の姿が見えたような気がしてならなかったですね‥(T_T)。

ヘアピン

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こんなことってあるですね…m(..)m。ジュニア・クラシック・コンクールのファイナルに、参加した門下の高校生が出くわしたハプニングをお話しします。ピアノ部門の一番手に弾いた参加者の髪をとめていた【ヘアピン】二本が、弾いている最中に髪から滑り落ちたというアクシデントが発生。客席からもヘアピンが落ちたのは見てとれたそう。わずかな音をたてて床に落ちたピンはまだ良かった。もう一本は、なんとピアノの鍵盤のわずかなすき間からピアノ本体の中に入り込んでしまった(>_<)。落ちた辺りの鍵盤を叩くと「カタカタ~」っと雑音が響く。離れた客席で聴いている分にはさほど気にならない雑音も、ピアノを弾く者に取っては「カタカタ」が不愉快に響き渡って、集中どころではなかったという。そりゃぁ、気の毒に。長年この世界に棲んでいるけれど、そんなハプニングは後にも先にも聞いたことがない。でも、これは実際に起こった話しです。ヘアピンを落としてしまった後から、そのピアノを弾いた参加者は、「カタカタ」という音に悩まされながら集中を欠いた演奏に終始してしまったのも無理はない(;_;)。途中で、参加者の一人がクレームをつけて、開催側に鍵盤を叩いてチェックしてもらったものの、その場で叩いた鍵盤の位置はヘアピンが落ちた場所とは全く異なり「異常無し」として演奏を継続させた。相変わらず「カタカタ~」は止まなかった(ρ_-)o。「どんな環境だろうと集中しなきゃダメじゃないっ(#`ε´#)。」母親に叱られて、いつになくしょんぼりした門下生は気の毒で、掛ける言葉を探すが…。「まぁまぁ、仕方ないですよ。そんなこともあるのね~っ」と、慰めにもならない言葉しか出てこない(+_+)。帰りの電車内で携帯が鳴り、遅い帰りを心配した家人からかと出てみれば、ジュニア・クラシック・コンクールの主催者からだったそう。「希望者には弾き直し可」を提案してきたという。何でも、コンクール終了後にピアノを調べてみたところ、中からヘアピンが出てきたという。それにしても「弾きなおし」させてくれるとは、親切なこと(^^ゞ。で、どうしたかですって?もちろん翌日再び会場に赴いて、弾き直しました。即日発表ではないので結果はまだ分からないですが、弾き直せたことで納得はいったようでした。それにしても、こんなことがあるんですね…。

お衣装

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いよいよ明日からピティナの全国決勝大会が、都内の各ホールにて開催されます。レッスン室を抜け出して、会場を巡り歩きます。明日の22日金曜日には浜離宮にF級の応援に行き、その後急いで電車を乗り継ぎ町屋に向かい、ジュニア・クラシックの本選に出演の高校生を応援しに駆けつける予定です。翌23日は第一生命ホールでG級を鑑賞し、24日の日曜日はB級→A級と渡り歩く予定でいます。この日は津田ホールから浜離宮まで、大江戸線一本で行けるとはいえ、生徒達が出演するグループの時間差がわすが30分しかないので短時間の移動が課題であります…(^_^;)。最終日の25日、月曜日には、めいっぱい着飾ってニューオータニで開かれる表彰式&祝賀パーティーに出掛けますよ~(=^▽^=)。会場で見かけたら声を掛けて下さいね~(^O^)/。照れながら「ども…(*^o^*)」と、ご挨拶することもあろうかと楽しみにしています~。それにしても毎年パーティーに着ていく【お衣装】には頭を悩ませます。初めての参加には、大人しく真っ黒のワンピースで行ったものでしたが、地味でご父兄チックな出で立ちは群集に紛れてしまいました(^o^;)。ピアノの先生方はそれぞれに個性を身に付け、オーラをあたりに振りまき、色彩も艶やかにまとうものだと思い知ったわけです。コムサあたりのお手頃商品では他人とかぶってしまうのも、辺りを観察して知りました。「あっ…、さっき見かけた方と同じ服だわ。あちゃ~、そりゃぁ居辛いでしょうね…(>_<)。」去年、巷で流行ったアンテプリマのビーズバッグは、パーティー会場でも数多く見かけましまた…(*u_u)。かといって流行を避けようと、往年のフェラガモのリボン靴なんて履いたら、カビ臭い女に思われてしまうし。あれこれ悩み、年々グレードアップを図ってはいる割には、まだまだキャリアの足りない感じに陥ってしまうんです…(-"-;)。周りの先生方に比べ、己の迫力の足りなさ、落ち着きのなさは、やんちゃな人格に起因していると自覚してはいますがね。まっ、何を着たって変わり映えなどしやしないけれど、とりあえず「何を着こうかしらっ\(゜□゜)/」って3月に課題曲発表されてから、ず~っと悩むんですよ。こんな脳天気な師に対して、健気な生徒達は呆れずに頑張ってくれます。「先生が服を買っちゃったなら、お祝いのパーティーに行けるように頑張らなくちゃねっ。」くくっ…、泣ける。ありがとね。あのね…実はね…、お店でどちらにしようか決めかねて二枚買っちゃったから、来年もよろしく頑張ってくださいっ(*^_^*)。あはっ。今年のテーマは【ペッパー警部】です。警官服ではありません。ピンクレディーの【ペッパー警部】衣装です。「では、ミィちゃんですか、ケィちゃんですか?」と尋ねる方は同年代ですね(^_-)☆。もちろん、これを着て踊りませんよ!←生徒が全国決勝大会を明日に控え、食べ物もロクに喉を通らないと懸命に練習に励む傍らで、この態度…(^o^;)。ごめんねぇ。

崖っぷちの

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忙しい…とか言いながら、映画を観に行って来ました。レイトショーでしたがね。ちょっとした気分転換(^-^)/。観たのは、…子供のリクエストにより【崖の上のポニョ】(・ω・)/。テレビの街頭インタビューで女子高校生が「ポニョ、ポニョ~」と歌いながら、「二の腕やお腹まわりを掴みます」と、言っていたのを観て大いに笑った。以来「ポニョポニョ~」は、自分の中で流行語になっていたんです。アニメに興味が湧く方では無かったので、普段なら「そのうちにDVDになるから待っていなさい」なんて、子供のおねだりは無視するところなのにね…。まっ、たまには子供に付き合いますか(^O^)/。「お母さん、今晩は子供達を連れて、映画を観に行くからご飯は要らないわ。」母にそう伝えたところ「あぁ…、あの【崖っぷちのポニョ】かい?」と返され大笑いヾ(≧∇≦*)ゝ。あはははっ。崖っぷちね…。それって私のこと?

偶像

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ピアノを弾く理由やエネルギーは人によってそれぞれに違うけれど、弾くことによって精神面の充実を実感できるのが魅力なんじゃないかしらね…(^-^)/。日々の生活の中では、ピアノに限らず、何かに向かって集中したり夢中になることで得られる充足感が必要なんですよ。それが現実の生活から見て、かけ離れればかけ離れるほど良い。利害得失を考えてしまわないところに精神的安定がある。大学生のあさみさんは繊細で、…というより繊細過ぎるあまり、周りを気にしては「空回り人生」を歩いてきたと見受ける。春先のリサイタルを聴きにきてくれて以来、習いに来ているのだから、まだほんの短いお付き合いしかしていない。それでも人生の先輩として「自分を変えるのは自分しかいない」と伝えたいほど、彼女は自己嫌悪の輪をクルクルと絵描く。スタイルの良い彼女は、ぱちりっとした目元が可愛いらしいお嬢さん。ピアノもなかなか達者に弾くし、気だても優しい甘えん坊さん。充分に魅力的な女性であるにも関わらず、自分に自信がない。常に誰かに頼っていたい願望が強い。ピアノを習いに来るというより、話しを聞いてもらいたがる傾向が強い。練習に身が入らないとこぼす。昨今、そんな子供みたいな大人は増えているけれど、彼女はまだまだこれからの若人なので、「しっかりしなさい」と喝を入れる。今のところ頼りにしたいのは、半年前に見かけた舞台で輝く【鈴木直美】だそうだけれど、それはあなたが作り出した偶像でしかないのよ。とうとうたしなめられた。偶像に頼ってばかりいると、いつも裏切られた感覚が残ってしまうのよ。「先生がいなくなってしまうのではないかという不安がある。」あさみさんは怯えたようにそう訴える。居なくなくなるつもりは無いけれど(^_^;)、【偶像】と付き合う限り消えて無くなるわ…。そうキツく言われて肩を落としたと思う。でもね跳ね返す強さを養っていこうね(^-^)ノ。メッセージをこめて「私の顔を見てもピアノは上達しないわよ。丁寧に練習なさい。あなたには弾けるレパートリーが少ないのよ。どんどん譜よみしなくちゃ(`へ´)。」一介のピアノ教師に出来ることは、「ピアノを弾ける自分が少し好き」になれればと手伝うことだけだからね。少し自由に弾けるようになると、その分心も軽くなるよ。ガンバ~(^O^)/。

夏の終わりに

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日照り続きの日々から解放される雨が、さあっ~っと降りましたね。すると途端に涼しくなって、朝晩の冷え込みに秋の気配さえ感じます。夏の終わりには、ちょっとした疲労感と、過ぎた時間への懐かしさを覚えるのは毎年のことです(^O^)。【ひと夏の恋】。昔、こんな言葉がありましたっけ。ピアノのコンペが終わりを迎えると、【恋】に終わりを告げる人が現れるのが、この季節の特徴かな‥。ピアノのコンペに自分の子供を出すこと、コンペに出場することを夢見て入門してきたはずなのに、その思い=【恋】に一方的に終止符を打つ。そんな「ひと夏の恋」は、今年もありました。こちらとしては、別れを告げられた瞬間は面食らうものの、終わった恋愛を追ったりしても決してロクなことなどは無いから、にこやかにどのような理由も受け入れていますね。近年は「お受験」で、それまでの頑張りをあっさりと切り棄てるケースは多かったので、「受験」の一言はまるで免罪符のように使われているな~っと感じていました。その言葉に慣れっこにさえなっていたんですね。今年は「お姉さんのお受験」に付き合ってピアノを辞めると言われ「とうとうそこまできたのか…」と思ったものの「それも選択」と笑って見送ったのが、ひと夏の恋の結末(´ー`)。塾の先生から「妹さんのピアノか受験か、どちらをとりますか?」下がった成績を目の前に、そう迫られたと聞く。だから妹のピアノを辞めることにしました。当然なる理由→そう聞こえますが?受験は再来年なのだと聞いて、苦笑いが顔に浮かばないようにと、口角を無理やり上げました。「再来年ねぇ…。」ひと夏だけ、コンペのためにピアノを習いに来て、結果がでたのにもかかわらず「もうピアノはゆっくり習うので先生を変える」と言う母親。この台詞を聞いて、まだ幼稚園児の妹の方は何のことやらさっぱり分からない様子。きょとんとしている。昨今、ピアノのコンペに興味を持ち、やたらに熱くなる親御さんに良く見られる【ひと夏の恋】現象。成就はしない。音楽やピアノが好きという訳ではなく、コンペに憧れただけ。流行り熱のような恋。残るのは、わずかな思い出と、払った代償への後悔だけになる…かな?まぁ、それも人生勉強かと。ただね…(ρ_-)o、子供の人生観に、親が「挫折」「中途半端」「問題回避」という項目を盛り込んでしまうのはどうかしら…?終わった恋は何も言わずに見送る。

悪魔的天使

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世の中にバッグのデザインなんて五万とあるはず。なのに、ある日、審査でご一緒した先生とバッティングしてしまいました(>_<)。そんなぁ…。お互いに何となく、「むむむ~ん」って感じでしたね(T_T)。青森の美術館で見つけた【悪魔的天使ちゃん】。ニタ~ッとしたふてぶてしい表情に惹かれて衝動買いしちゃいました。前述の【あおもり犬】の作者、奈良美智氏による作品。天使ちゃんをくっつけたバッグを持って山手線に乗っていたら、何人かの行き交った方に指をさされましたよぉ(^o^;)。これだけフィギュアの溢れる世の中で人の目を惹くなんざ、さすが世界を舞台に活躍するアーティスト(^O^)/。表情が「直美先生に似てる」とは生徒達の間での評判。周囲の目を惹くっていうことかな?優しいようで、実は悪魔っていうことかしらね…?

始動再開

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さんざん遊び疲れて青森から帰ってからの翌日、13日に、成東のぎくプラザホールにてリハーサルをしました。ピティナ全国決勝大会進出組と、ちば音楽コンクールの本選勝ち残り組の舞台稽古をするためです。加えて学生コンクール予選を控えた生徒に、ジュニア・クラシックとクラシック・コンクールの本選参加者、ショパン・コンクール・イン・アジアの予選も秋から始まるし…。そうそう休んでばかりもいられない。事前の舞台リハーサルは欠かせませんね。どんな曲でも二度三度と舞台で弾いてこそ、少しずつこなれてきますから。パソコンを久々に開けば次なる仕事の依頼が…(^o^;)。ピティナの予選で終わり早々と通常レッスンに戻った生徒が、JPTA=日本ピアノ指導者協会主催のコンクールを要項を持ってきたりして。秋のコンペ参加をしたいと言う。「線路は続くぅ~よぉ、ど~こまでもぉ…。」こうなれば明るく笑い飛ばしたい心境ですよヽ(゜▽、゜)ノ。さて、これまでのコンペの途中経過は近日アップされますよぉ(^ε^)。

余韻

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旅の余韻覚めやらぬ、というワケでもないけれど、八甲田山の惨事についてもっと知らなくてはと本を買いました。日本の史実に触れる度に反省します。「あ~っ、自分は、なんて無知なんだっ(-o-;)。もっと真面目に勉強しておけば良かった…。」歴史なんて、一体何の役に立つんだか?若い頃に、そう、うそぶくんじゃ無かったなぁ…o(_ _)o。青森で八甲田山の悲劇に触れて文庫本を求めました。新田次郎著の【八甲田山死の彷徨】。豪雪の中をいかにして生き抜いて目的地までたどり着けるか。対ロシア抗戦を想定した軍事演習は「人体実験」であったと、批判する著者の新田次郎氏の見解。史実によると、弘前からと青森からの二つの部隊が同時に出発したとある。二つの部隊はより優れた結果を求めて競ったのではないかと言われてきた。後に、同時出発は計画されたものではなく、偶然であったという説が有力になっているそうだが、本当のところは分からない。弘前から出た隊は37人と少人数で編成を組み、身軽な装備にこだわり露営を張らずに民宿を泊まり歩きながら、地元の人間を案内人にたて、11日間に及ぶ雪中演習を無事に踏破し帰還する。対して青森部隊は200を超える大部隊で出発し、わずか500メートル進んだ地点で猛吹雪のために道を失い遭難。ほぼ全滅。露営を張るための機材は肩に重く食い込み足並みは乱れ、遭難者の遺体は4日間に及んだ悲劇の足跡を物語るかのように点々と発見される。何が明暗を分けたのか?慎重であった弘前隊と、無謀で精神力を頼りにした青森隊。「精神の力」では乗り切れない現実がある。夜、寝る前に読んでいます。…が、ついつい眠気に襲われてます(-.-)zzZ。

八甲田山

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青森県立美術館→三内丸山遺跡を訪ね、さて帰ろうかと青森駅に向かう途中、寄り道してきました。自衛隊陸軍第五連隊の基地前を通りかかった折、レンガ作りの壁沿いに立て掛けられた看板にふと目が吸い寄せられ、【八甲田】の文字が興味を惹いたんですよ。資料館が一般公開されているとある。ここはあの【八甲田雪中行軍遭難事件】で多くの死者を出してしまった青森部隊の基地なんだ。持ち前の興味旺盛心から立ち寄ってみようと、入り口の迷彩服の衛兵に閲覧できるかと思い切って尋ねてみた。看板はあるのにも関わらず、あまり頻繁にお客さんは来ないとみえて、戸惑った表情で脇の建物を指す。「そこの面会所で聞いて下さい。」案内された面会室は昔の病院みたいな古暗さで、監獄へ面会にでも来た感覚(|||_|||)。ちょっと後悔を覚えながら待つことしばし、ほどなく兵隊さんが向かいの古い建物を指し「あれが資料館です」と、道の向こうへ連れて行ってくれた。もう後には引けない。資料館は昔の青森高校の校舎半分を移築したものとか。前庭には古い型の戦車や軍事ヘリコプターが置かれ、青空に映える戦闘機は、そこだけ違う次元のような雰囲気を醸し出していましたね…。ギシギシきしむ木の階段を登り、一部屋一部屋蛍光灯を灯しながら案内してくれました。二階の展示室には、遺品の数々が古びたガラスケースに所在無げに並んでいて、どこもかしこもかび臭い。あれから100年の時が刻まれたのですもの。八甲田雪中行軍遭難事件時は、1902年(明治35年)日露戦争勃発の直前に起きた。ロシアとの関係が悪化する中、寒冷地での戦闘を想定した雪中の演習中に、記録的な寒波による吹雪におそわれ210人中199人が死亡した事件。この悲劇は小説になり、映画化されて後世に語り継がれている。悪天候の中の演習は人災と言える。初日は猛吹雪のために、たった4キロの行程しか進めなかった。それにもかかわらず、方角を見失い遭難。4日目に救出されるも、ほぼ全滅状態。死体は凍りついて、それを熱い風呂に入れ溶かさないと服を脱がすことが出来なかったと資料が語る。わずかに生き残った兵隊達も、凍傷により手足の切断を余儀無くされる。切られた足首や手首が並ぶ写真。切断手術を受けた兵隊の写真。ベンチに腰掛けた膝から下は無い。病院で着せられた寝巻きの袖から突き出た腕の先は途切れている。彼等は一様に無表情で、カメラを見る。何も訴えかけてこようとはしない。黄色く焼けたモノクロームの世界は事実を遺す。死んでしまったほうが良かったのかどうか?ふと疑問に思わずにはいられない。「なにが生死の別れ目なんでしょうか?」案内してくれた兵隊さんは「動かないってこと。」短い返事…。今現在でも一泊の行程で雪中演習を行うのだそう。真っ白い防寒着にゴーグルを身につけ銃を身構えた勇ましい写真を指差しながら教えてくれた。「何でそんな演習するんです?」そう聞くのは止めて、礼を言って門の外に出た。あたりの建物から視線を感じつつ…。壁一枚で遮断された世界から帰還したような感覚を味わいましたね…。ここから青森駅に直行して、帰路に付きました。以上、青森ではこんなことしてきましたという一連の報告です。そろそろ平常に戻ります(^O^)/。

交易

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青森県の「三内丸山」は縄文時代の遺跡。5500年も前の縄文文化を語る。近くの学校が野球場を増設しようとしたところ、偶然にも遺跡を掘り当てたのだとか。縦穴式住居跡や、お墓や、残土などのゴミ捨て場に混じって、等間隔に掘られた六個の穴が見つかった。柱穴は直径2メートル、穴の深さ2メートル、間隔は等間隔に取られ4.2メートル。そこに直径1メートルもある太い栗の木の柱を六本も立ち上げて「物見やぐら」なんだか分からない巨大な建物を作ったところまでは分かっているそう。現在、遺跡に建つ【やぐら】はもちろんレプリカ。それほどの太さと長さをもつ栗の木を、六本も日本国内では調達できずに、ロシアから材料を輸入したとか。その巨大「やぐら」の下に入り込んで上を見上げると、古代人の技術の高さが伺われます(^O^)/。今じゃクレーン車無しには柱の一本だって立ちはしない。三内丸山遺跡では、この地では採れない黒曜石(こくようせき)で作った矢尻やら、翡翠(ひすい)を細工したイヤリングやネックレスなども数多く出土して、そのことから当時、北海道、秋田、岩手などと交易していたことが伺われるそうです。そこでピアノの先生の世界に思いを馳せる。一昔前には横も縦も繋がりの稀有だったピアノ教師の世界も、インターネットというツールを得て変わりつつあります(^o^)v。ホームページを閲覧してコンタクトをくださる方と出会う度に、バーチャルな世界の広がりを実感しますよ(^O^)/。…なんて言うと格好良い感じですが、恥はかきっぱなしですねf^_^;。本来の早とちりが災いして、せっかく下さったメールにお名前を間違えて返信したり、おっちょこちょいのせいで情報を間違えて記載してしまったり、頻繁に誤解を招く文章を書いたりなんだり…。不愉快に感じるくだりがあったらごめんなさいっ!古代人の交易ほど命がけじゃないけど→こんなに言いたい放題&書き放題で、命取りにならないようにしなきゃね…。

あおもり犬

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弘前でのコンペ審査ついでに、夏休みを取りました(^O^)/。白神山地を踏破し(五キロの散策は虚弱体質には死に物狂いだった…)、浅虫温泉に浸って疲れを癒やし(お湯にのぼせて倒れた…)しばしの休暇を満喫。締めくくりは青森市郊外に隣接した「青森県立美術館」と縄文遺跡の「三内丸山遺跡」を訪ねて来ました。写メのワンコは青森県立美術館を代表するオブジェ。青森出身の現代美術のアーティスト、奈良美智氏による高さ8.5メートルにも及ぶ巨大オブジェ【あおもり犬】。世界で認められる彼のユーモラスなセンスには笑えます。青森県立美術館はモダンに白く塗られた広々とした空間に45°の角度で書かれた文字やサインを駆使し、居心地の良い空間を提案しています(^O^)/。その他にも青森出身のアーティスト、ウルトラマンの産みの親、成田流星のスケッチ画や、棟方志功の木版画に加え、シャガールのバレエ背景画など充実した常設を誇っていました。青森県って、なかなかやるじゃない。しかしこの時期はどこに行ってもピティナっ子に出会いましたね…。聞けば、弘前で開かれた地区本選の翌日から青森でも地区本選が開催されたようで、青森のホテルの中で、レストランで、電車の中で…。それらしき親子連れや先生達と同席しては、思わず素知らぬ顔で下を向きましたね(^_^;)。「家の子、体が小さいでしょう。だからベートーヴェンは合わないのよ。ハイドンとかね…。」苦笑を隠しつつ、会話に耳ダンボ状態。まさかバレやしまいと思いつつも、話し掛けられたらどうしょう…って心配しながらもね。自意識過剰(笑)。

村興し

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田舎館(いなかだて)は、弘前と青森の中間にあり、そこの村役場では【村おこし】として、色の異なる古代米などの稲の根を植えて地面に絵を書いて観光客を呼び寄せようと始めた企画が人気を呼んでいるらしいと聞いて行ってきました。ナスカの地上絵、畑バージョンだ(=^▽^=)。歴代の写真を見ると、始めの頃は子供の書いたような、むしろ幼稚な描線も、回数を経て今や見事な地上絵を描くまでになったという進歩の過程が分かります。何事も練習の回数を重ねないと良い作品にはならないのですねv(^-^)v。お城を模した町役場は白壁にグレーの瓦で立派だけれど、どこまでも田舎チック(^^ゞ。天守閣もどきの展望台に登り、上から畑の地上絵を眺めることが出来ます。【ほてい様】の絵柄っていうのも、なかなかカントリー~な感じで◎。役場の駐車場には露天商が開かれ、【おからドーナツ】や【古代米アイスクリーム】など「どうなんだろう?」という商品が売られ、足元には一ヶ二百円という激安メロンがゴロゴロと転がる。いくら安くても持って帰れないしね…。りんごの季節にはまだ早く、代わりに【りんごジュース】を送りました。残念(〒_〒)。

今年の反省

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弘前での地区本選審査を終えて、今年のピティナ・ピアノコンペティションの審査は終了しました。無事終了とまでは言えない、チョイとしたミスはありましたね(・ω・)/。カットのベルを鳴らしたところ、その参加者は集中のあまり聞こえなかったようで止まらない→焦ってもう一度鳴らすものの、それでも聞こえずに弾き続ける。止まってくれない。どうしよぅ…(>_<)。前の席に座った審査員が、突然くるりと振り向いたと思ったら、ベルを取り上げ「カーン」と一発景気良く鳴らして、参加者はようやく止まってくれました(Θ_Θ)。ご存知でしたか?「しら~っ」と空気がなるときには音がするんですよ。「しら~っ」っとね。この出来事を受け、次なる審査ではベルをカンカンと激しく鳴らしていたら「あなたのベルはうるさいわ」と、お隣の審査員から叱責を受けて「しら~っ」(;_;)。足首にベルトのついた靴を履いて行ったら、審査員の控え室が土足厳禁で、休憩ごとの靴の脱ぎ履きで手間取り、会場に遅れて駆け込む度に「しら~っ」。何度も繰り返しされる【ご家族自慢話】に辟易して、空返事をしていたら、ついつい相づちを打つのを忘れてしまった…。「しら~っ」。「私はヨーロッパ贔屓なのね。アメリカは嫌い。ところで、あなたはどちらでお勉強なさったの?」おずおずと応える。「ニューヨークです…。」しら~っ(Θ_Θ)。平素は「オラが大将」みたいな生活を送っているので、外に出るのは縦社会の勉強になりますね。大将が居並ぶ中に座るんですから、そりゃ…気疲れしますよ。これらの「しら~っ」を振り払うべく、世界遺産に登録された【白神山地】を歩いて肉体を動かしてきました。ブナの原生林を歩いて、暗門の滝の水しぶきに顔を濡らせば、人間関係のしがらみは浄化されていくようでした(^O^)/。それにしても普段全く動かない生活の身に突然の山歩きはきつかったですY(>_<、)Y。「こんにちは(^O^)/。」明るい声で挨拶を掛けてくるお年寄り達に、負けるものかっと必死に足を運べば、その夜は疲労のあまり倒れてしまいそうでした(|||_|||)。何事に対してもコンペ=戦い精神はいい加減にしないとね…。弘前市内から白神山地に向かう途中に、レトロ~なアイスクリーム屋さんを見かけて立ち寄ってみました。相馬アイスクリーム店。昭和の香りが漂う店内で、自家製ソフトクリームを頂いてちょっと休暇気分(^O^)/。

あやつられ人形

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青森県弘前駅前のホテルで一人、朝ご飯をのんびり~と食べていた。弘前で開催された地区本選にて審査二日目の朝のこと(^O^)/。ホテルの朝食はビュッフェ・スタイルだから食べ放題(=^▽^=)。和食に洋食に→目が移る~っ。好きなだけ取り分けて、目の前には空いた皿が幾つも並ぶ。慣れって…怖い(ノ^^)。少し前まで「一人でレストランに入るのさえ躊躇するな~」なんて言っていたのはどこへやら…(^o^;)。あ~っ、満腹×満腹(≧∇≦*)ゝ。そこに会話が耳に入ってくる。「ねぇ…、来年はC級だから参加するのは難しくなるわよね…。ウチの子は今年までよ。ところで、あなたのところ去年の地区本選で奨励賞もらったわよねぇ?」この業界ならではのキーワード【C級】【地区本選】【奨励賞】が耳に入り、ぎょっとしてコーヒーカップを持つ手が止まる。ピティナっ子だっ( ̄○ ̄;)。視線の対角線上には、親子連れの団体さんのテーブルが…。垂らした前髪の影から相手を覗く。目の前に居並ぶ皿は隠せない。「あの大食い女が審査員だった」などと、後から会場で言われたらどうしよう…。ここでコーヒーのおかわりなどしている場合じゃない。そ~っと席を立ち、その場を立ち去る。どうか、気付かれませんように(>_<)。東北五県を取りまとめる東北日本Ⅰ地区の5県とは、青森、秋田、岩手、山形、宮城県を指す。遠方から宿泊しながら本選に臨む子供達も沢山いるってことだよね…。ご苦労様です。それにしても本選審査をして思うことは、全国決勝大会に進出するには力も必要だけれど、運も味方に付けないとなかなか難しいってことです。地区本選では、級や参加人数によって多少の違いはありますが、だいたい30人に1人の割合いでしか決勝大会には行かれないんです。60人に2人、90人から3人、120人聴いて4人選ぶ割合になります(Θ_Θ)。気が遠~くなる作業なんです。何人かの「良いかな~」ってお子さんの内から、強運の持ち主が選ばれます。上下点のカットについての疑問、個性的な演奏ははじかれてしまうのではないか…という懸念は、以前に述べました。上下点のカットにより、審査員7人の意見が、平均的に「この子で良いんじゃない」っていうところに落ち着きますから、まぁ、それはそれで納得のいく選び方ではあります。個人的に「この子が良い」と思う選び方にはなかなかならないんですね…(*u_u)。公平と言っちゃ公平よね…。年齢が低いせいもあってかキラリと光るものがあるお子さんって、ふとした雑さとか、凡ミスとか、大袈裟な解釈による歪みなどの「おっちょこちょい」も披露したりしがちですからね…(Θ_Θ)。その瞬間だけを判断するとなれば【将来性】より【お手本】のように、無難な傷無しの演奏が受け入れられてしまいます。【あやつられたような卒のない演奏】が、良し◎とされてしまうような印象はありますね…(ρ_-)o。そう言いながらも、私自身は審査にあたり、あまり全体に影響を及ぼさない程度の幅の狭い点数の付け方をしますね。地区本選あたりで個人の意見が全体を左右してしまうのはどうかと思いますから…。中には驚くほど上と下の点差を付ける先生や、点の甘~い先生もいらっしゃいます。どんな点数の付け方も個人の主張ですから、それも有りですよ。でもね、ここで厳しい発言をしますよっ(>_<)。甘い点数をくれる先生が、優しくて判断力のある審査員だなんと思っていたら大間違いです!審査して思いますが、厳しい点数の先生は正直ってことじゃないかしらね。まぁ…、意見とか見解って個人差があって良いのですから、とか言いながらの苦言は極端でしたね。まぁ「勝手な言い分」ってことで(^-^)/。弘前城跡を、朝の散歩がてらにぶらぶら歩く。朱に塗られた太鼓橋。全国決勝大会には、ごく限られた者だけが渡れる橋が掛かるのかな‥。

通過

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中間報告です。お盆を控え、各ピアノコンペもようやく一息つける段階に漕ぎ着けました。ピティナ・ピアノコンベンションに於いては、全国決勝大会進出者が門下生より出ました。おめでとう(^-^)/。A級にて花音、B級のりとも、F級真莉の以上三名です。ちば音楽コンクールの本選進出は五人選ばれました。こちらも、おめでとうございます(^O^)/。A級麻未伽、B級伶奈、C級慎太、D級麻里、F級紘子の五名。もし、決勝大会や本選会にてお目に掛かることがありましたら、応援よろしくお願いいたします(^O^)/。惜しくも選にもれた門下生達へ、熱くなった分だけ成長してますよっ!お疲れさまでしたね(^O^)。な~んて、一息ついている場合じゃなかった(*´Д`)=з これからファイナルに向けて教えないとね…(笑)。その後も、まだまだジュニア・クラシックにクラシック・コンクール、学生コンクールや、ショパン・コンクール・イン・アジアと秋から年末に掛けて続きます。…で、気付くと年が明け、間も無く課題曲が発表となり、再び熱い夏に向けてあくせくと働くんですね…(Θ_Θ)。永遠~な感じ…。

ねぷた祭り

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大太鼓のリズムが腹に響く。トントトントントンウンウントン。うーん四拍子だねぇ~(=^▽^=)。笛の音はピーヒャラ~と鳴り、絶対音感のある耳には「ミファラシラーファミ~♪」と聞こえてくる(^o^;)。掛け声は勇ましく「やーやーどぅ」と、声を嗄らすまで叫ぶ(≧▽≦)。地元の人に聞いたところ「それ行けっ」と勇ましさを奮い立たせるような意味合いの掛け声なんだそうです。【残したい日本の音風景百選】山車に書かれたスローガンを見て、なるほどね~(^O^)と、感心しておりました。ピティナ・ピアノコンペティションの東北日本Ⅰ地区本選審査のために、青森県は弘前に来ています。東京→八戸→青森→弘前と乗り継ぎを繰り返し、東北の夏祭りを迎える最中の移動は、指定席が満席状態で、なんと八時間も掛かりましたね…。広いぞ日本!!到着した夕べは奇しくも、ねぷた祭り最終日でしたので、宿泊したホテルの前にてお祭り鑑賞してました。うふふ~、役得×役得(≧▽≦)。枝豆にビール片手に大騒ぎのお客さんに混じって、独りちょこんとお行儀良く観ていました。だって誰に見られるか分かったもんじゃありませんからねぇ。「あっ、夕べの焼き鳥にビールのおばさんが審査してる」なんて子供に指さされないとも限らないですしね…(笑)。では、これから審査に行って来ます。

蟹工船

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小林多喜二著の【蟹工船】。東京駅の東北新幹線乗り場の前にある本屋さんが朝8時に開店するのを待って、買った文庫本は【蟹工船】。旅のお供にしては、何だか暗いチョイスm(_ _)m。オホーツク海で操業する蟹工船の乗員達は、人権を無視され過酷な労働を強いられいた。帝国主義がまかり通っていた時代を斬る名作【蟹工船】。ワーキング・プアが取り沙汰される昨今、再び密やかなブームになっているのだとか。ふーん(Θ_Θ)。東京駅から、お菓子やら飲み物やら文庫本など抱えて東北新幹線に乗り込み、八戸まではるばるとやって来ました。連日、食事をとる時間もロクに無い状態でレッスンしていたら→【蟹工船】などという本を思わず手に取ってしまいましたよぉ(^_^;)。「劣悪な労働」っていうくだりに同情を覚えたのかな…(;_;)?もっともコンクールの審査を理由に船を降りる、もとい、旅立てる身の人間に、蟹工船の乗組員に言わせれば「同情なんてしてもらいたくはない」でしょうがね…。ピティナ・ピアノコンペティションの本選とちば音楽コンクールの二次予選が集中して開催される最中、地区本選審査のために長期に渡り家を留守にすることは後ろ髪を引かれる思いではありますが、正直なところ12~13時間も朝から晩まで、レッスン室にこもって次々と教える日々から解放されるのはホッとします。教えることは教えたので、後は頑張ってください(^O^)/。あらら、ちょっと無責任な感じで、ごめんなさいね(笑)。実際のところ、ぎりぎりになるまで教えてましたよ(@_@)。これほどまでして【伝えたい思い】っていうのは何だろう?まっ、頼まれたら「イヤだ」と言えない性分ってこともあるけどね(^o^;)。ピアノを弾くことに対する【思い】っていうのは、もちろん個々に異なるから全ての生徒に同じように接することは出来ないし、こちらの考えも同じようには伝わらない。それを承知の上で、何故に「ピアノを弾き続けて欲しい」と、他人である生徒に骨身を削る思いまでして願うのかもハッキリとは分からないけれど…。多分におせっかい…(*^_^*)かな。私にとっては、ピアノの音に託して自分の気持ちを伝えることが、意志を表現する方法として一番楽だということはある。舞台の上では、感情をストレートにぶつけられる。自分の考えを素直に表現できる。何よりも自由でいられる。だってどんな思いを込めて弾いても、本心を気が付かれることはないでしょ!! だから舞台の上からは言いたい放題。あはは…。どんな方法であれ、人間には自由に表現出来る空間が必要だと思っています。それがないと息苦しくなる。「赤」として特高警察に逮捕され、築地署で拷問の果てに、わずか29歳の若さで虐殺されてしまった小林多喜二に思いを馳せる…。ピアノを弾くことは、文学と同じく自己表現であると考える。表現は勝負ではないから、ピアノを弾いて人より上手だと比較されたら良いだなんて、思ったことも言ったことも一度もないですね。「素敵だった」「共感した」「印象に残る」「また聴きたい」などと言ってもらえる演奏が出来れば、それで幸せじゃないかな(^O^)/。大人のクセに単純に邁進する姿を見て、ピアノを弾くことに憧れ、すがる思いを湛えた子供の視線に会うと、心から応えてあげたいと思う。だから、つい必死になって教えてしまう。そう言いながら、コンクール=比較の舞台に子供達を上がらせるので話しがややこしくなってしまう。まぁ、コンクールにでも参加しないと、なかなか真剣に練習しないという事情もあるけどね…(*u_u)。ピアノを弾けることで、人生はより充実するよ。自分に向かう時間があるって、なかなか出来ないことなのよo(^-^)o。日々ピアノを練習していくことは楽なことではないけれど、これまでも弾けるということで随分と助けられてきた。沢山の経験や出会いにも恵まれた。どんなことも続けていけば、続けた人間だけにもたらされる幸運がある。もちろん「継続の大切さ」をどんなに説いたところで、それぞれの生徒から同じ反応がある訳はない。こちらの熱意が伝わらなかったり、拒否されることもある。寂しさは覚えるけれど、それも「その子供の選択」と捉えられるようになったのは、教師として成長したってことかな…:*:・( ̄∀ ̄)・:*:。←まっ、強がりだね…(/ ^^)/。

旅支度

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またまた旅支度を始めました(*^-^)。ピティナ地区本選の審査のために、北へと行きます(^O^)/。詳しい場所は内緒よぉ。今は言ってはいけないので→後日お話ししますね(→o←)ゞ。なんだかミステリー・ツァーみたい…。到着したら目的地を教えます~だなんてね(笑)。なんでも審査員が行く場所を事前に知ったことによって、トラブルがあったりクレームがついたりすることを避けるために公開してはいけないと言うけれど…。赴任先を公開したらどんな事態に発展してしまうのか、常人には皆目見当がつきませんね(Θ_Θ)。本選では七名の審査員が判断に当たり、上下カットされた残り五名の点数の平均をとりますから、公平性を求めたシステムと思います。上下点数カットの無い予選審査とは異なり、本選の場合たった一人の人間が平均点を操作するのは実際難しいです。公平性を求め平均点で競うとなれば、その反面では個性的な演奏ははじかれてしまう傾向にもなるんじゃないかという心配もありますがね…。まぁ、いづれにしても、赴任先を事前に公開したところで、影響力の全く無い私のような立場の人間ばかりとは限りませんから。疑われたりする行動は避けるのが一番です。どこで審査するのかは今しばらく内緒にしておきましょうね(*^ ・^)。何を着ていこうかな…?こればかり悩みながら、課題曲の下調べをしてるというのが、現状であります(^o^;)。

バランス感覚

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コンクールに生徒さん達を参加させた先生方からの悩みや愚痴の相談を受けるのは、毎年この時期です。夏休みも丁度半ばに差し掛かり、各ピアノコンクールの地区予選やら第一次予選などが、そろそろ落ち付いてくる頃です。指導者にとって、結果が思うように出たにしろ、思わしくなかったにしろ、ひと仕事終えた脱力感と虚無感におそわれる一時であります。原因はピアノ教師が果たして生徒から「この無償の行為が、感謝されているのだろうか?」という疑問がムクムクと湧くからなんですね。課題曲の楽譜を購入し、CDなどの録音も入手して、公開講座に出掛け勉強を積み重ね、通常のレッスン以外にも時間を割いて教え、コンペ当日には会場にまで出向き…。指導者側にも出費が積み重なります。結果はどうであれ、菓子折りの一つも持ってお礼の挨拶に来たって罰は当たらないってのに、ナシのツブテ(#`ε´#)。あぁ~っ、やってらんないわ!もう疲れたっ(((゜д゜;)))。←ここまで読んで「えっ?先生の好意じゃないの?」と、思った保護者さんへ。ピアノの先生も生活がありますから、徒労に対してはそれなりの感謝の気持ちを形にしましょう。←これを読んで「それじゃぁ、どうしろって言うのよ~っ?ハッキリと、お礼すべきですなんて言えないし…」と、ウジウジしている教師の方々へ進言です。プロ意識を持って事前に保護者とお話ししましょう!教える側にも支出が生じる事情は、理解してもらいましょう。お金の話しは言いにくです。苦手な相手にはこのコラムを読んでもらうのも、一つの妙案かも知れませんね~(^O^)/。かと言って、保護者側に全てを払ってもらうのはどうかと思いますね。指導者にとっても新譜に触れることは勉強になります。講習会や本番に出掛けることも然り。自己研鑽に繋がりますよ~。補講レッスン毎にレッスン代を請求したりすれば、保護者の負担が増大してしまうのは考えもの。次回から経済的理由でコンペ受験を見合わせるようになるかも?それでは本末転倒になってしまう。コンペ終了後に、これだけ補講レッスンしたのだからと支払い請求書をドカンと回すという行為はいただけませんよね‥(Θ_Θ)。だからといって指導者がまるっきり無償では、負担と不満が募るばかり。「当然こちらの苦労と好意には感謝しているはずだ」と、相手に無言の期待を寄せているのでは、感覚にズレが生じます。もちろん生徒さん達は、先生のご苦労に感謝してくれていますよ。ただね‥それを形で表すべきだと気が付かないんですね。このまま黙っているままだと仕事に嫌気が差したり、指導に対しての志気が低下したりします。きちんと事情を説明すると大抵の方々は分かってくれますよ。事後に話しをするのでは、相手にしてみればフェアじゃないですから、事前にね~v(^-^)v。私の場合は、コンペ申し込みの開始される前、4月頃に保護者会を開き、こちらの様々な希望を事前に伝えています。コンペ受験に際しての謝礼もその一つです。「コンペの結果に関わらず、礼節を欠くことなく挨拶に来ること。無償で教える対価は生徒が上達するきっかけになればと願うからこそ。必要以上の気遣いをお願いしているわけではありませんが、また次年度も気持ち良くコンペ受験が出来ますように、お互いに思いやりを持てたらと願っています。」このハッキリしているようで、曖昧なお願いにも関わらず、年を重ねるごとに相場?が教室内で定着しています。【挨拶の流儀】を保護者の方々と話してみてはいかがですか?案外「ハッキリ言ってもらった方が良い」と先方も考えていたりしますよ(^O^)/。教室運営の仕方は様々だと思います。中には、通常30分のレッスン時間をコンペ時期だけ延長して、その分のお月謝を上げるという先生方もいらっしゃいます。コンペ会場に出向いた場合には車代をお願いするという先生の話しも聞きました。満足する線引きは人それぞれです。大変だったけれど、また来年も頑張って教えよう。そう思える環境は自分で作りましょう。なんて言ったって、ピアノ教師は事業家なんですからね(笑)。

クラコン

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クラコン=日本クラシック音楽コンクールの関東地区千葉予選審査をしに、東京にほど近い千葉は市川に行って来ました(^-^)/。今年で第18回というクラコンは、ピアノ部門だけでなく、声楽、弦楽器、木管、金管に、打楽器部門などでの参加もあり、ここ数年参加者の数も伸びているコンクールです。これまでにも過去に門下生数名が全国大会にまで進出したことがあり、今年は「クラコンの審査の内情は、どんなものなのかしらん?」と思い立ち、審査員として市川市文化会館で開かれた地区予選に参加してみました。クラコンは地区予選に始まり、地区本選、全国大会へと進んでいきます。クラコンの地区予選は「完走すれば」、じゃなかった「完奏すれば受かる感じ」なので、ほとんどの参加者が合格する予選結果を見て「受験がバカバカしい」と思っていませんか?←自分自身がそう思っていたとも言えますが…(^o^;)。審査してみれば地区予選は、次のステージ=本選に向けてのアドバイスと考えれば良い訳です。リハーサルみたいな感覚かな~。しかし、地区本選はそう簡単にはいかない。相当弾けないと入賞すらできない。しかも過去に全国大会出場経験者は5年間予選は受けずに本選からの参加が許されているから、本選のレベルは自ずと高くなる。予選を経験して「こんなもんか」と、甘く見ると、本選で痛い目に合う。「えぇっ、こんなはずじゃなかったのに」ってね。ましてや、全国大会に進出するのは、地域差があるにしても、ほんの一握り。なかなかどうして難しいです。予選での点数幅は合格最低点の70点から上は90点位ですから、少なくとも80点台を出していないと、本選では太刀打ちできない感じかな~。自由曲で参加のクラコンはカット無しなので、舞台の上でたっぷり弾けちゃうとあって、学生コンクール、ショパン・コンクール、ピティナに、ちばコンなど違うコンクール参加に向けての練習だったり、音大受験の準備として使っている参加者も大勢見受けましたよ。各コンクールに出場するための準備として参加した方々は、私からコンペ準備を考えた上でのアドバイスをギッシリと書き込まれた講評用紙を貰ったのですから、誠にラッキーだったかな(≧▽≦)ゞ。~なぁんてね。「○○コンクールを受けるのだろうと思い、コメント書きますね~。以下、参考にしてください。」クラコンの予選なのに、こんな風に書いちゃって果たして良いのかな~?まっ、良いっかぁ(//▽//)。

朝ひまわり

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大網は、田舎ならではの味わいがあります。大網駅から車で五分ほど走った農地に、毎年ひまわりを植えては楽しませてくれる方々がいらっしゃいます。今年も県道沿いに、風にはためく【ひまわり畑】の登りを見かけて、朝から寄り道。「大網の夏の風物詩」を見て来ました(*^o^)。早いもので、今日から八月に入りました。皆さま、暑中お見舞い申し上げます。真夏日の続く中、昨日よりピティナ・ピアノコンペティションの本選が各地で始まりました~。門下生に対しては、全てを教え切れたかどうかは分かりませんが、出来るだけの時間は割いたつもりです。懸命に教える理由は「入賞したら良い」ということではなく、「魅力ある演奏が出来たら良い」という考えからです。それぞれが舞台の上でにこやかに大きな花を咲かせられますようにと願って、ひまわり畑の写メを撮りました。何枚かひまわりの写真を撮っていると、カメラを抱えてひまわり畑の写真を撮りに来たらしき「近所の人の良さそうなおじいさん」が、「お前さんも入れて撮ってあげよう」と親切に声を掛けてくださったのに「結構です」なんて無碍もなく断ってしまい、ちょっと反省(^_^;)。快く「お願いします」って言えばよかったかな~。一度、本選に出場すれば、それが当たり前に。本選で入賞すれば、次年度も入選しなくては笑顔が出ない。全国決勝大会に進出したことがあれば、全国に選ばれずに満足することは出来なくなる。全国決勝大会にて入賞すれば、手ぶらじゃ帰れない気分に陥る。む…んφ(.. ) 。太陽に顔を向けて陽の光を浴びようとする【ひまわりの大輪】を眺めながら、朝から色々と思うところがありましたよ。
プロフィール

鈴木直美

Author:鈴木直美
ピアニスト、指導者として活動中。
Suzuki Piano School主催

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